蒼い時

埋もれるの蒼い時のレビュー・感想・評価

埋もれる(2014年製作のドラマ)
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ずっと気になってたドラマ(最近まで映画だと思ってた)をやっと視聴。

企業の闇と人間の闇が交差しつつ並行していくようなストーリー仕立て。
冒頭からずーっと暗くて沈んだような雰囲気で新展開もなく同じムードが続く中、所々に伏線が散りばめられていて終盤で怒涛の如く伏線回収がありドラマが動いた時は怖かった。

主人公北見透のドラマというより浅尾葉子のドラマといってもいいくらい。
ゴミ屋敷の主と葉子の息子の存在は大きい。
主人公の北見は後悔に苛まれウジウジと暗くずーっと考えてる状態なので見てる方はイライラとした。

だいたいオチは予測がついたけど終盤のゴミ屋敷の場面で主人公の後ろに人影が写った時、予想外の人物だったのでちょっとビビりました。
そして真相が判明した時にその人影が見切れつつ場面から捌けて行く姿も不気味で…。

最後の最後の伏線回収も予測はしていたけど主人公の娘を登場させるとは思わなかったのであらぬ方向で考えてしまい娘の安否が心配で最後は気が気じゃなく物語が終わってしまった。

社会派というよりミステリー仕立てでしたね。

※アマプラ
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