架空のアメリカ合衆国副大統領セリーナ・マイヤーが主人公の政界コメディ、シーズン4。
大統領の辞職を受けて、副大統領だったセリーナが大統領に。
大統領にまでなると、世論を惹きつけるためにあらゆる機会を使おうとするんだなあ… というのが生々しい。
副大統領は誰にする？
自分の政権の目玉になる法案を通したい！
次の大統領選で選ばれなければ史上最短政権になってしまう！ それは避けたい！！
など、大統領になったからこそのトラブルやドタバタも描かれて、コメディながら緊張感があるシーズンでもあった。
これまでセリーナ陣営ではやり手だったはずのエイミーやダンもポジションが変わっていって、めまぐるしい。
付き人ゲイリーはめずらしくセリーナと対立する回もありつつ、相変わらずお茶目w
新キャラクターでは副大統領トム・ジェームズ役のヒュー・ローリーが流石の存在感。
今回も「そこで終わる？」なラストだったから、シーズン5が気になる！
今作、調べてみたら、主演のジュリア・ルイス＝ドレイファスがエミー賞でコメディ部門の主演女優賞を連続して受賞。
ゲイリー役のトニー・ヘイルも助演男優賞を何度か受賞。
作品賞には毎回ノミネートされつつ、このシーズンか次のシーズンあたりでおそらくやっと受賞したのかな。
クセの強い登場人物だらけなのに、キャラクターみんなを好きになっちゃう点ではすごいドラマだと思う。
