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応答せよ1994のgukuのレビュー・感想・評価

応答せよ1994(2013年製作のドラマ)
4.6
応答せよシリーズ第2弾 観ました!
と、言っても序盤はかなり苦戦。そこをなんとかクリアしたら、あとは驚くほど面白くなってサクサク進みました。これって応答せよ あるあるですね。そう言えば、1997もソン・ドンイルさんうるさ過ぎてなかなか進めなかった記憶が・・笑
ヒロインが登場人物の男性と結婚している現代から始まり、夫が誰なのか最終話まで判らないという設定もシリーズ共通。学生時代と現在を行き来しながら、思わせぶりなセリフや巧みなカメラワークで “結婚相手はいったい誰なのか" という好奇心を盛り上げてくれます。

舞台は90年代のソウル。ヒロイン(コ・アラ)の両親が営む下宿屋「新村下宿」に集まった 大学生 7人を丁寧に描いています。実際韓国で起こったデパート崩落事故や通貨危機、W杯などの時代背景を織り交ぜつつ、ポケベル世代の若者の日常を温かく、そして時にホロ苦く綴った青春ドラマでした。
歌手ソ・テジのファンの熱狂ぶりや電撃引退など、『財閥家』同様ここでも触れられていて、当時社会現象にまでなっていたことが窺えます。

コ・アラに一途に思いを寄せるチルボン役にユ・ヨンソク。全国大学野球きってのエースピッチャーという役柄なのに、なぜか色白っていうのが気になりつつも切ない純情派男子の恋にキュンでした♡ ここでは敢えて職人ワザは封印笑
ヒロインの兄のような存在、スレギ役にチョンウ。もう彼は本当にスレギそのもので、最初めちゃめちゃ印象悪い。でも・・どんどん素敵に見えてくる韓ドラマジック!ソン・ホジュンのお馬鹿キャラもとても愛おしかった。
今ではすっかりメインキャラで活躍している、ユン・ジョンフンやイ・ボリョン、チョ・ジェユン(チンム)らが端役でちょこっと顔をだしていたのには時を感じました。あと、1997からのカメオ出演が嬉しかった! しかも過去と現在両方で登場してくれるなんて‼︎

コ・アラがどんどん可愛く綺麗になっていく〜!ラストのブライダルシーンは、そこに行き着くまでの長い道のりが思い出されて感慨もひとしお。
笑いあり涙ありのいいドラマでした♡

次はいよいよシリーズ最終。
コ・ギョンピョ、ボゴミを求めて『応答せよ1988』行ってきます!
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