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恋のツキのjunのネタバレレビュー・内容・結末

恋のツキ(2018年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんかすごいもん観ちゃったな🫣が、率直な感想。
神尾楓珠くんのイメージがしばらくこれになりそう…
街の小さな映画館に勤める31歳の独身彼氏アリの女性ワコとそこに現れた15歳高校生男子の伊古。最初はただただ伊古の顔面がドンピシャに好みだったワコですが映画が好きなことや履いてるスニーカーがたまたまお揃いだったことで距離を縮め2人は歳の差を超えたいけない関係に発展していき…

んー、人を好きになるのに歳は関係ないとはいえさすがに31歳が15歳に手を出すのは受け入れ難いなぁ。この少年の母親目線で観ちゃうとどうしてもワコに対しての嫌悪感が生まれてしまう。学生証のこと嘘つくのも、あ、この後これを口実にLINE交換しようとしてるんだろうな…ってのが透けて見えてあざとくてなんか嫌だった。

伊古の方はまだまだ世間を知らずワコに合わせて背伸びしようとしても自信がなくてその葛藤がイライラに繋がり…その余裕のなさがやっぱり生きてきた年数の違いをまざまざと見せつけるというか。。
高校生男子が三十路女に言う「ずっと一緒にいよう」はもう不安しかないよね。
もしあと10年先で出逢っていたら…
でもそれだと自分は選ばれないってことも女側は知ってるから切ない。

一緒に借りてきた映画を観たりロケ地巡り楽しんだり、そういうのができる人に巡り会えてお互い好きになれた事は幸せなことなのに年齢の壁って大きいよなぁと考えさせられた。

観る人を選ぶドラマだとは思うけど中毒性があり最後まで飽きずに観られたので結構高評価です。
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