ねまる

ストロベリー・オンザ・ショートケーキのねまるのレビュー・感想・評価

4.1
高校生の頃に観て、
忘れられない最終回での台詞。

ネットにあったので、コピペしてみた。
全人類は高校生くらいの頃にこれか、
『未成年』『人間失格』『聖者の行進』『世紀末の詩』の5つのうちのどれか必修で観た方がいいよ。20代、まだ間に合う。

ということで、大好きな最終回の佐伯先輩の台詞をどうぞ。

「僕たちは愛するために生まれました。
僕たちは苦しむために生まれたわけじゃありません。
無責任な大人が作った二十世紀は、矛盾や欺瞞に満ちていたが、
僕たちは苦しむために生まれたわけじゃありません。
ときどき心ない人に出会うと、後ろから殴りたい衝動にかられますが、
僕たちは傷つけるために生まれたわけじゃありません。
ときどき心ない人に出会うと、不安定になり、息苦しくなりますが、
僕たちは傷つけられるために生まれたわけじゃありません。

僕たちは時々もう一人の自分を作り上げます。
それは、苦しみや悲しみから逃げるためかもしれません。
他人から見れば逃避かもしれません。
家の中に引きこもり、
あるいは違う場所に逃げたくなるんです。
もう一人の自分という友達と話し合うために。
だから、いかなる人も孤独になることはありません。
すべての人に必ず、もう一人の自分という友達がいます。
その友達を僕たちは、悪いやつだと思う時があります。
臆病で残酷だったりするやつだと。
でも、真実は違う。
臆病で残酷だったりするのは、友達ではなく本当の自分です。
なぜなら友達は、本当の自分を救うために存在するからです。

だからこそ、この素晴らしい友達と僕たちは別れなければいけません。
そうしないと僕たちは、いつまでももう一人の自分に甘えてばかりいるからです。
さて、それはいつなんでしょう?
愛する人と巡り合った時です。
寂しさも悲しみも苦しみも、
もう一人の友達に代わって、愛する人が共有してくれるからです。

さぁ、愛する人を探しに行こう。
僕たちは愛する人の前で一日のことを話し
笑い、泣いて、抱き締め合い、キスして、セックスする。
そして勇気をもらい、同時に与える。
僕たちはただ愛するために生まれました。
ただ、僕たちは… 」
ねまる

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