ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 3の4の情報・感想・評価

エピソード04
第30章
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どうたく66

どうたく66

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災害のための基金を強引に雇用対策に回すフランク。これもいつも同様に激しい交渉で実現
kkkのk太郎

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次期大統領選に訟務長官ヘザー・ダンパーが出馬するとの情報を入手したフランクは、彼女に最高裁判事の椅子を用意するも拒否される。 中東政策における安保理の決議では、常任理事国であるロシアが反対し草案は否決。 クレアはロシア抜きでヨルダン渓谷に派兵できる様に、「平和のための結集決議」成立を目指す。 ギャヴィンはレイチェルの行方を探すため、彼女の恋人だったリサに接触する。 ダグはヘザーに近づき、彼女の選対チームに加えて欲しいと頼み出る。 「平和のための結集決議」とは平和・安全を維持する必要があるにも拘らず常任理事国の全会一致が得られない場合、安保理に変わり国連総会が行動することが出来るという決議。 採択されたのは1950年、朝鮮戦争時。ソ連の拒否権を排除するためだった。 この決議によって、安保理が機能しなくなった際「緊急特別総会」なるものを開催することができる様になった。 直近で緊急特別総会が開かれたのは2022年、ウクライナ侵攻に対してであり、これは実に40年ぶりの開催であった。 中東で命を落とした兵士の墓、無人機での攻撃により被害を受けた遺族、そういった存在により心が揺らぐフランク。 残忍だが血が通っていないわけではない、そういう複雑な人間性がフランクというキャラクターの魅力であると再認識することが出来る回だった。 最後、キリスト像に唾を吐きかけ、偶然とはいえそれを粉々にぶっ壊したフランク。 ここから彼がどのように行動するのか、考えるだけでも恐ろしい…。
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