ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 2の4の情報・感想・評価

エピソード04
第17章
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どうたく66

どうたく66

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炭疽菌テロ、ハッカー、ミーツー運動。いろんな社会現象を盛り込んで話の現実味を重厚にしている。 中絶運動が選挙に大きく影響されることが背景にある中で、中絶を追求されたクレアはそれをミーツー運動に振り替えてしまった。クレアの恐るべき戦術性
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kkkのk太郎

kkkのk太郎

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社会保障修正案の下院通過の為、票集めに走るフランクとジャッキー。 しかし、細菌テロの可能性があるとのことで、フランクはホワイトハウスに釘付けになってしまう。 フランクが動けなくなったことで、夫婦揃ってのインタビューだったはずがクレアだけのものへと変わる。そこでクレアは、過去にマクギニス大将にレイプされたということを大々的に公表する。 今回は社会保障修正案が下院を通過できるかどうかが争点。 全く意味がわからんかったので、ちょっとお勉強。 ①まず法案が下院/上院の議員から起草される。 ②法案が下院/上院に提出される。 ③法案が院内の委員会に付託される。その委員長がさらに小委員会に付託。委員長と小委員長は、その法案に反対なら無視することができる。 ④小委員会は公聴会を開催。専門的な知識を持つ証人に証言させる。 ⑤公聴会が終わると、小委員会でマークアップ(仕上げ)を行う。 ここで法案の修正を行い、いい感じになったら本委員会に賛成の報告を行うべきかを問う。賛成の報告が行われなければ、その法案は廃案となる。 ⑥本委員会は小委員会が行った手続き(公聴会やマークアップ)を再度行うことが出来る。 委員会が賛成した場合、下院/上院の本会議に法案を提出出来る。 ⑦下院/上院の全議員が審議する。 ⑧下院/上院で可決されると、その法案はもう一方の議院に託される。その議院は再度公聴会や法案の修正を行う機会がある。 ⑨両議院を同一の文面で通過すると、法案は大統領に送付される。 両議院で文面に相違がある場合、両議院長によって両院協議会が任命される。 そこで合意に達しなければ、その法案は廃案となる。 ⑩大統領が可決か否決かを決める。可決になってようやく、その法案は「法律」となる。 否決された場合、連邦議会は拒否権を覆すことを試みることが出来る。 上下両院それぞれで2/3が賛成すれば法案成立、どちらか一方でも2/3を下回れば廃案となる。 今回の場合、上院はすでに通過しているので、下院を通過することができれば大統領に提出出来るのです。