そのじつ

ぼくの魔法使いのそのじつのレビュー・感想・評価

ぼくの魔法使い(2003年製作のドラマ)
5.0
はじめて宮藤官九郎の脚本を意識した作品。
初見、奇想天外・荒唐無稽な展開にびっくり。しかし人物描写の細かさ、特有のグルーヴ感、キャンスティングの妙にシビれてすっかりファンに。

ラブラブバカップルのかたわれ留美子(篠原涼子)と、天才的記憶力をもつ実業家・田町(古田新太)が、事故で互いの頭をぶつけた事により起こる椿事!
留美子が何かを思い出そうと強く念じると、留美子の身体が田町に変化してしまう!
愛する妻が、見知らぬ小太りの男に変身して自分に迫ってくる恐怖に絶叫する道男(伊藤英明)。

ドタバタコメディで、阿部サダヲ、西村雅彦、大倉孝二とメンツを揃えてきて、小田茜、井川遥をまあまあ汚れ役でぶっ込んでくる奇妙な贅沢感。
ゲストも毎度オッと思う人が出てきます。

古田新太の女装シーン(留美子が外見だけ田町になってしまう設定)はじめは「キモチワルイな〜」と見ていたのですが、道男がソレも留美子として受け入れるようになってからは、急に可愛く見えてきてハッとしました。古田さんのルミたん、クセになります。

ゲスト
#2
鰐淵晴子
『マンハッタンラブストーリー』で赤いトレーナーの女役だった池津祥子
神木隆之介
・・・冒頭のモブシーンにムロツヨシがいるような気がしてしょうがない。

#4
岸田今日子
そのじつ

そのじつ