ドクター・フー、引き続きデヴィッド・テナントが10代目ドクターを務めるシリーズ3。
コンパニオンは医師の卵のマーサ・ジョーンズに交代。
基本的にドクターは離ればなれになったローズを想っている設定だから(その割に行く先々でモテモテなんだが笑)、マーサの片想い状態が続いて何とももどかしい。賢くて強い女性なだけに、余計に不憫…
アマプラで観たのでシーズン3の前のクリスマススペシャルも観たんだけど、ローズとのあの切ない別れの直後に事件に巻き込まれているドクターも不憫だわ…
デヴィッド・テナントの演技力が相変わらずキレッキレで、それだけでどのエピソードも観ていて楽しい。
それに加えて、今シリーズは知っている俳優のゲスト出演が多くてワクワクした。
マーク・ゲイティス、アンドリュー・ガーフィールド、キャリー・マリガン、トマス・サングスターなどなど。
(アンドリュー・ガーフィールドは映画に出始める前で、完全に脇役だったけれど)
キャリー・マリガンが出演しているエピソード10、他のストーリーとは繋がらない単発エピソードだけど、緊張感とホラーっぽさがあってとても好き!
前シリーズでの悪役は異星人のダーレク、サイバーマンだったのに対し、今シリーズの最終対決する相手はドクター同様タイムロードの「マスター」。
ということでなかなか手強く見応えあった。
シーズン1で登場したキャプテン・ジャックの再登場、他のキャラクターとの繋がりの描き方などなど、相変わらずラストで一気に全て繋げるのが見事だった。
あと今シリーズではこれまで以上に、ドクターが基本的に「相手を(自分からは)殺さない」「救える命は全力で救う」というのが示されていたのが良かったな。
ドクターは続投ながらコンパニオンはまたも交代、ということで次のシリーズも続けて観る。