シーズン2がこのシリーズを通して、最高のシリーズだと思っているし、
『ライベンバッハ・ヒーロー』が最高の話だと思っている。
『ベルグレービアの醜聞』は
何よりも携帯のパスワードを当てるシーンがやられた!って感じだし、
終わり方も好き。
『バスカヴィルの犬』もロンドンから離れた場所での謎解きで、変化があって面白い。
それぞれ1話としてかなり面白い。
それだけじゃなく、この二つの話を通して、ジョンのブログや新聞でシャーロックがだんだん有名になっていく過程が描かれていて、
そこからの『ライベンバッハ・ヒーロー』への流れが上手い。
ジム・モリアーティ。
彼のすること、なすこと、全て天才的で
そうきたかと唸ることばかり。
アンドリュー・スコットの演技にも脱帽する。
だからこそ、モリアーティ出てこない話に物足りないと思ってしまうのを許して。
シャーロックが天才で、天使の側にいると分かっているからこそ、
もはや人間ではないモリアーティとどう戦うのかがたまらなく面白い。
もはや『ダークナイト』の構図なんだよ。
そして最後は、普通の人間ジョンに泣かされる。