kazマックスグローバーレッド

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン6のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

3.7
終わりは始まり。いよいよ終末感が出てきたのも本家であんなこと出来ないからこっちでやってみて差別化を図ったんだろうと思う。バージニアのコミュニティもテディのカルト教団地下組織もはニーガンの恐怖政治ほどではないにしろなかなかタチが悪い。

教祖様テディを演じるのは『グレムリン2』でドナルド・トランプを茶化したキャラ、ダニエル・クランプを演じたジョン・グローヴァー。しばらくスクリーンで見ないと思ったらこんなとろこに出ていて、すっかりお爺ちゃんになっていた。テディを崇拝する元潜水艦乗組員は『顔のない天使』のチャック少年ことニック・スタール。2代目ジョン・コナーも演じてたのに今や悪役がよく似合います。

本家TWDのメルルとダリルを思い起こさせる展開やダコタの衝撃映像などなかなかインパクトのあるシーンが多く、いい意味で期待を裏切ってくれる。

ギャレット・ディラハントは『アーミー・オブ・ザ・デッド』に出てたからスケジュール被っちゃったとみた。ダニエルは口からパカッて『スカイフォール』のハビエル・バルデムやん。