いま見るギャルサー、本当に面白いから見てほしい。エンタメってこの15年でめちゃくちゃ変わったんだなって実感できる。
こないだやってた「ブラッシュアップライフ」は日常にある些細なあるあるの積み重ねにスウィートさを感じてそこが好きだったけど、ギャルサーには人々の暮らしの手触りとかはほぼない。
このドラマでは、ガッキーと鈴木えみがワンコそばで闘ってくれたり、戸田恵梨香がウエスタンブーツで街を走り回ったりしてくれる。みんないつも可愛くて口が悪くて元気で、夜はどこで寝ていつ顔を洗っているのかなんてわからない。
あと藤木直人はアリゾナから来た片言のカウボーイで、毎回深さ2mくらいの落とし穴にギャルを落としたり、戸田恵梨香を首まで土に埋めたりする。
ギャルサーと敵対する渋谷の商店街のアインズトルペの棚が毎話しつこく倒れたり、ガス爆発に崖登りに大忙し。画面に映ってるキャストの人数も多くてなんか圧倒されちゃったよ。2006年のドラマって景気良かったんだな〜。
主題歌は藤木直人の「HAY!FRIENDS」。みんなでこれに合わせてパラパラ踊ってくれるんだから。多幸感でいっぱいになると同時にこの時代は完全に過ぎ去ったんだなと思う。
