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ありふれた奇跡
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ありふれた奇跡の作品紹介

ありふれた奇跡のあらすじ

業務用厨房機器販売会社に勤める中城加奈(仲間由紀恵)は、打ち合わせに向かうため電車から降りた駅でホームに立つ1人の男性(陣内孝則)に目を止める。いったんは出口へ向かいかけた加奈だが、再びホームに戻り静かに男に近づく。たまたまホームに居合わせ、そんな加奈の行動を見ていた左官職人の田崎翔太(加瀬亮)もまた、男に何かを感じて近づく。ホームに電車が滑り込んでくると、線路に飛び出そうとした男を間一髪のところで捕まえ、引き戻す加奈と翔太。 警官・権藤(塩見三省)の立会いのもと、駅員室に呼ばれた3人。藤本誠と名乗るその男は、自殺しようとしたことを強く否定し、突然つかみかかってきた加奈と翔太を激しく非難するが、権藤の配慮で2人は帰される。そのまま駅で別れるが、翔太は加奈を追いかけ駅を飛び出す。しかし、加奈の姿は見つからず、仕方なくコーヒーショップへ入ると、偶然加奈が店内にいた。ぎこちない会話の末、翔太は思いきってメールアドレスを聞き、翌日からメールのやりとりが始まる――。

ありふれた奇跡の脚本

ありふれた奇跡の主題歌/挿入歌

ありふれた奇跡の出演者

『ありふれた奇跡』のエピソード情報

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

第10話

最終話

『ありふれた奇跡』に投稿された感想・評価

みんなどこかしらに傷を持っている人達の話。みんな何かしら言いたくないこと触れられたくないことありますよね。子供が欲しい、でもできないから話が家族中を巻き込んでの大事件になる。
最後はみんなハッピーエンドで良かった。
朝焼けだと想いますが、高圧電線が映っています。テレビでは結構珍しい構図な気がします。家並みや路地が良く出てきて普通の生活のドラマです。ネガティブな人が一人じゃないとわかるまでを描きます。主演の仲間由紀恵と加瀬亮の恋愛を中心に描きますが結構古風な二人で今時な感じがしませんね。台詞に「そちら」「うん」とか多くて、まどろこっしい。引きの映像が多くてTBSでのアップや下から見上げるような映像はなく、この淡々としたドラマをより淡々としたものにしていきます。何が見どころかと言うと主演の二人には悪いが風間杜夫だ!井川比佐氏と岸部一徳の台詞が実にいい。陣内孝則がホームで自殺しようとするシーンは、木下恵介の「日本の悲劇」のオマージュと後に気がつきました。
櫻

櫻の感想・評価

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夕陽が空を燃やす時間に外を歩けるのってしあわせ。上ばかり見ながら、青い光がどこかへ散らばって、赤い光ばかりがこの目に見えるようにおちてこようとするのに、胸を桃色に染めた。歩く度にすれ違うのは、うれしそうに尾を振りながら散歩する犬とその家の人、帰路につく学生服を着た人、イヤホンでなにかを聴きながら歩く人などで、それらはその人たちの人生のほんの一瞬の生き様であり、わたしとその人たちが唯一交わったのかもしれない一瞬だ。最近はぐんと冷えますね。いつから吐く息よりも、吸う空気の方がつめたかったか教えてください。いつから長袖を着るようになって、朝に布団の中にいるのが一等の幸福に思うようになったのかも。もしも次会ったなら、なんでもないことを話しましょう。そう、頭の中で数々の言葉が浮かぶのに、きっとわたしはその人たちの顔をすぐに忘れてしまうのだろう。偶然が偶然のままおわる。わたしとあなたという、引き返せないふたりになる確率は、夕方に空から青い光が見えるのと同じくらい低いのかもしれない。そしたら、かつてわたしのことをひとりの名もなき女としてだけではなく、名前を呼んでほんのいっときでもともに居てくれた、おなじ景色をまったく違うようにまなざしていたあの人たちは、どこからきてどこへ行ってしまったの。わたしのことを雪が降ると思い出すと言っていた人とは、世界の見え方があまりにも違いすぎて、言葉が合わなくて別れた。お互いを光のように感じていた人とは、ある出来事の感受の仕方の違和感に耐えきれなくて、こちらから糸を切るようにぷつりと別れてしまった。いつだったか長野から家に帰るときにみすゞ飴を買ってくれた、うんと歳上の人は、わたしがおくったメールを読んだか読まないかわからないままで、ひとりで亡くなった。また会いたいと思う人も、もう会わなくていいけれどどこかで生きていてと思う人もいる。なんども間違えた気がするし、傷つけてしまったな。わたしはけしてやさしい人ではない。やさしくなりたくて、ずっとやさしくなれないでいる人だ。思い返せばみじかいひとときをともに過ごしただけなのだけど、たしかにわたしとあなたはそこにいた。ひとりとひとりが出会って、言葉や想いを交わし合った。きっとこの地球にありふれたふたりだった。誰かから見たら、振り向く必要もないくらいに、赤い光にだって紛れてしまうような。