これは…！
勧められて見たものの、誰かにオススメするのは正直かなり人を選ぶなと思う。
でもとりあえす、このパッケージに写っている3人誰かのファンなのであれば絶対観るべき。
あとは、カルト教団もの(？)が好きな人とか…？でも、本気でやってるのか笑うべきなのか自分にはちょっとわかんなかったです…実在した事件をモチーフにしているという話も聞くけど、TRICKみたいにふざけてるように見えることもあるし、かと思えばがっつり人死ぬし…
大きく分けて二部構成で、前半にすべての元凶となる事件が畳み掛けるように起きてあれよあれよというまに底辺へ。そのぶん後半は、脱出→連行→作戦…の繰り返しでちょっと中だるみ。もうちょっとやりようあるやろ？？と思えてしまう、いろいろと。
しかしほんとうに、韓国ドラマはいじめの描写ひとつとっても容赦なさすぎてエグい。
そして、このパッケージでロマンスのかけらもないってすごくないですか？？邦題もあいまって、一見するとどう考えてもこの3人の三角関係が勃発して泥沼になりそうなのに。まあかけらはあったのかな、動機的な意味では…
ストーリーは残念な部分も多かったですが、これどうなるん？と気になる展開、底辺まで落ちて落ちてからのカタルシスは最後に一応あったので、見てよかったとは思います。男4人の友情も良いね。ジョンフンの父とのいろいろはすごく胸が熱くなりました。
そしてそして、自分としてはウ・ドファンという俳優さんを知ることができたので見た意味は100％ありました！基本ミーハーなので…。
一応オク・テギョンとの2大柱なのだと思いますが、個人的には展開の都合上ウ・ドファンの演じた役の方がめちゃくちゃおいしいなと思いました。というのも、途中身分を偽って潜入する流れがあって、ふだんはスカしたキャラなのに、そのときは朴訥な青年という設定だからいつもは見せないようなへらっ、とした笑顔を見せるんですよね。そのギャップがほんとに。えーーーそんなんもできんねや！でした。一番ひどい目に遭うのも彼だし、謎におばあちゃん子要素もあるし、顔の造形としてはそこまで好みじゃないのに見たあとは完全ドンチョル派になっていました。ご本人は兵役行かれてるみたいですね
そういえば、頬にキスするのは韓国文化ではふつうにあるのかな。
教団関係者の怪演も見どころです、特にチェ使徒…怖すぎ。教祖さまも、ふつうのおっさんのはずなのに終わる頃にはもう生理的に無理になってるのがすごいです。
しかし最後一人だけ救いようのない人物がいて…これはどう捉えたらよかったのだろう。
にしてもみんなに裏があるのかと思えば、メインキャラに諭されて始めて気付くみたいな描写もけっこうあってそのへんはよくわからん。
最後に…Netflixの日本語字幕がひどかったです、終盤あたり。
統一されてないくらいだったら意味通じればとりあえずいいか…と思うけど、普通に誤記とか、固有名詞(肝心の教団名)がちがうとか、本当に意味がちがう訳とかもあって途中意味わからんすぎてちょこちょこ英語字幕にして…みたいにして見てました。これは、Netflixあるあるなんでしょうか。でもやっぱり字幕で見たい派。けんちゃなよー、と、うぇい？は覚えました。なまり要素があったみたいでそこはわからなくてちょっとくやしい。
