今シーズンから、Dr. ルイスという女性捜査官がBAUに採用されるのですが、この方はイントロに現れません。
JJは第二子が誕生し、maternity leave、家で子守をしながらホッチに電話してくる以外には、最初の6話には登場しません。
その代わりにというか、Dr. ルイスは、第一話でホッチと面接をして採用されるのですが、番組のイントロにも登場しないし、シーズン途中で他の部署から大抜擢を受け、「もう辞めちゃうの?」みたいな微妙な立場です。
私としては、姿勢悪いし、あまりパッとしない人だなあ〜と思っていたのですが、アレックス・ブレイクも、最初の印象は薄かったけどとても好きになったので、今回もそうかな〜と思いました。
シーズン11は、モーガンが辞めちゃうという非常に大切なシーズンなのにもかかわらず、私はテンションだだ下がりでした。
モーガンはかなり人気のキャラだったらしく、3〜4話かけてモーガン辞職の一大叙事詩が繰り広げられたのですが、私的にはあんまり盛り上がりませんでした。
まず、モーガンがある組織に誘拐されるのですが、なんで誘拐されたのかの目的がどーしてもわからない。何度も見直し、ネットで検索までして読んだけど、「?」
で、この組織がすごい冷酷なex. ミリタリーみたいな集団で、拷問を専門にしているという設定になっているのですが、モーガン拷問の描写が、うーん・・・・
モーガンは、誘拐されて、手足を固定され拷問されるのですが、自分のマインドを「dissociate」、つまり「心と体を分離して、拷問の痛みを感じないようにする」状態に自分を持っていくんですね。
そして、拷問されているんだけど、心の中では死んだお父さんが現れて、「この苦境を脱するまで、一緒にいてくれ」とか言う。
拷問されているはずなのに、痛がるシーンがないので、全く持って嘘くさい。
その間、現実の世界では拷問されているんですけど、それも、棒で胴体を叩かれたりとか、あんますごくないんですよ。
そりゃ、私が棒で叩かれたらかなり痛いですけど、モーガンですよ。
しかも、拷問のスペシャリスト集団なのに。
そもそも胴体ってあんまり効き目ないじゃないですか。特にモーガンみたいに鍛えている人は。
普通、顔殴りますよね。目が腫れたりとかこめかみの辺りから血が出たりするから、感情移入していくと思うんだがな〜。
それと、拷問する目的もよくわからない。
例えば何か秘密を吐かせたいとか(JJの時はそうでしたよね)ならわかりますが・・・単に苦しめたいだけ?
で、顔には一切手を触れないまま、今度は胴体に硫酸?を塗って、熱したナイフを走らせ(切る訳ではない)、要するに火傷させる。
これは痛そうだけど、あまり一般的ではないので、どう痛いか感覚がわからないので「・・・」って感じ。
これはどーいう演出なのでしょうか?
モーガンはマッチョなキャラだから、痛がるシーンとかイメージダウンなのか?
いや、でもマッチョなモーガンも痛がるような拷問だから、感情移入するのでは?
TVだから、あまりひどいことはできないとか?
マッチョとしての尊厳を残したかったのかもしれないんだけど、私は逆に「この人マッチョなのにメソメソするなあ〜」と感じてしまいました。
痛がったりはあんまりしないんだけど、泣き言が多いというか(爆)。
まあ何事にもHot Headed(暑苦しい)感じの人なのか。
とにかく、これがシーズン一番の見せ場だったのに、全く盛り上がりませんでした。
シーズンの最初の方では、ヒットマン集団の標的『Dirty Dozen』がガルシアであることが判明、暫定的な witness protection program として、ガルシアがクワンティコのオフィス内に寝泊まりするというエピソードが何話かに渡ってありました。
過去にもBAUのメンバーがシリアルキラーに狙われるという話があった時、「クワンティコに泊まればいいのに」と思っていたので、私的には興味深い話ではありましたが、現実には多分ありえないでしょうねえ。
ヒットマン集団は、BAUが撲滅するのですが、最後のヒットマンを逮捕するエピソードでは、スペンサーが活躍します。この話は面白かったです。
実は、シーズン11あんま面白くなくて、ブログに何書いていいかわからず、シーズン12観始めたらハマっちゃって、現時点でシーズン12も見終わっているのですが、Dr.ルイスは案の定、だいぶお気に入りになりました。シーズン12では髪が少し伸びて、ソフトパーマなんかかけちゃって、急にスタイリッシュになりました。番組のイントロにも登場するようになったので、レギュラー入りがやっと確定!ってところでしょうか!
シーズン12は、私の大好きなキャラがカムバックを果たします!!