塔の上のカバンツェル

八重の桜の塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

八重の桜(2013年製作のドラマ)
3.0
冒頭の南北戦争の武器が散乱する戦場跡の場面から始まる大河。
戦国から鎖国の内向きな時代から、避け難い世界史との接続が始まる臭いを感じさせる導入から、女主人公ターンの大河はどうしても主人公が実際に戦場を駆けられないというハンディを背負うモノだが、今作の八重女史は史実で銃をぶっ放しておられるお方…しかも会津戦争と若松城の籠城戦が絶対に描かれる辺り、物凄い期待値高かった

…が大河伝記モノの常に幼年期から少年期のエピソードの興味が続かなかったのと、やっぱり予算の都合という大阪城のお堀より深い深い溝があり…途中で家族で観るのを辞めてしまった

一番の盛り上がりどころである、会津若松城籠城戦の白虎隊の玉砕とか、途中をすっ飛ばしてる所為で、感動も半減だった

題材が題材だけに、軍師官兵衛並みに面白かったら…と凄く惜しい大河だった