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極悪がんぼのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

極悪がんぼ(2014年製作のドラマ)
4.3
フリーターの神崎薫(尾野真千子)は、ファミレスの店内で怒突工事(中野英雄)に迷惑料の200万円を払えとすごまれていた。 元カレの茸本和磨(三浦翔平)が、怒突のクレジットカードを偽造し金を作ったのがばれたのだ。 
ところが、茸本は雲隠れしたため、薫はとばっちりで怒突と対面するはめになった。 そこへ、金子千秋(三浦友和)と夏目大作(竹内力)が入ってくる。 
怒突に代わりその場を仕切り始めた金子は、「小清水経営コンサルタント」と書かれた名刺を差し出した・・・。 
人生のどん底に落ちた薫はひょんなことから「事件屋」と呼ばれる裏社会に足を踏み入れることになる。 
金の為に裏切りや出し抜き合いなど、ずる賢い世間の人々の中で懸命にもがき、持ち前の“負けん気根性"でどん底から這い上がる。 そして、泣き寝入りするしかないトラブル、絶体絶命のピンチ、誰も助けてくれないさまざまな問題を抱えた依頼者からの"無理難題"を、 あの手この手で対処していくことになる。 
同名漫画のドラマ化。
尾野真千子演じるヒロインが、生き馬の目を抜く事件屋というマネーゲームやコンゲームの世界に踏み込むという荒唐無稽なドラマだが、マネーゲームの緻密な設定やマネーゲームの中で炙り出される欲望や打算や見栄など赤裸々な人間模様が楽しく痛快なコメディドラマ。
氣志團の主題歌も、痛快。
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