2018年に放送された初編と2022年の続編に未公開シーンを加えたディレクターズカット版を4週連続で放送されたものを視聴。
もともとは1980年に高倉健さんと倍賞千恵子さん主演で映画で公開されていたんですね。
北海道中標津の雄大な自然が舞台で、昔観た『オレゴンから愛』を思い出したりもした。
訳ありな過去を持つ寡黙で無骨な耕作役に阿部寛さんがよかった。
途中から武志くんが成長して、ずいぶん似た俳優さんを見付けてきたものだと思ったら、同じ子だったことを観終わってから知った。子供って4年であんなに大きくなるもの！？
しかも急に自閉症になってる設定がよく分からなかった。
映画版から38年の時を経て、時代を現代に書き換えて…ということらしいが、なんとなく古き良き昭和の香りがする。
特に常盤貴子さん演じる民子の言葉遣いが、特に語尾に昭和感が漂うような…
ストーリーもまあまあ予想通り。
ではあるものの、筧さん、藤井さんのコミカルな演技にクスッとしたり、阿部さん、常盤さんの2人に焦れったさを感じつつホロリとしたり、切なくも心温まるどこか懐かしい素敵なドラマだった。
