奇跡の人のkitrustzのレビュー・感想・評価

最初こそ麻生久美子さん目当てで観始めたものの、子役少女演じる激しさに圧倒され、綺麗事ではない現実を前にしても決して目を逸らさず少女にぶつかり抱き締める峯田氏に強く揺さぶられ最終話まで一気に観てしまいました。普段何気なく暮らすこの世界は、目が見えず、耳も聞こえない状況下では一体どんな世界なのか？互いの世界は繋がることが本当に可能なのか？本作品はかつて山田太一氏がドラマ「車輪の一歩」で投げかけた大きく重いテーマを、別角度から改めて投げ掛けた作品なのかもしれないなと思いました( o´ｪ｀o)。