whochanmisaki

白詰草(師匠 オ・スンナム)のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

4.5
12月19日視聴開始、Abemaプレミアム。
馴染みのない俳優さんが多いけど、導入は興味津々。1話を丁寧に見るだけで2話以降ついて行けそう。
「私はチャンボリ」の後妻ファヨンの怪演で大好きになったクム・ボラさんがまた甲高い声でわめいてくれてる。また会えて嬉しい。
「あやしいパートナー」のナム・ジヒョンのお母さん役で楽しませてくれたユン・ボギンさん、今回は複雑な身の上の役みたい。「ヴィンチェンツォ」のときの涙を誘う渾身の演技を思い出す。

あまり過激でないので気楽に見られる。最初に見た「福寿草」が強烈すぎたとも。イ・ユリやチェユラもといユン・アジョンの偉大さを再認識。「チャン・ボリ」と比べても、本作は胸が締めつけられて見るのが辛い場面が今のところ無くて、中島丈博御大の東海テレビ昼ドラのテイストに似てる。

8話まで来た。クム・ボラさんが乱入した結婚式の場面は見もの。
12話、クム・ボラさん凶悪女だけどオモロすぎ。悪役のハズのファンセヒが霞むくらい序盤のトラブルメーカー。火事のあたりから辛い場面も出てきて、知らなかった俳優さんたちにも馴れてきて、先行き(長丁場だけど)が楽しみ。

いちばん見ているだけで腹が立つのはクソ夫チャユミン。お前は人間のクズじゃ!自分が悲劇の主人公と勘違いして周りを傷つけまくっているカス。
悪人ファンボンチョルはわかりやすくて腹は立たない。
ファンセヒは遊井亮子さんみたいでカワイイじゃあないか。ただ太腿がガリガリすぎてヒールでまともに歩けていない。女優さんの健康が心配。

どんどん面白くなってきた。ワクワクするぞ。
毎回ラストが衝撃的で次を見ないではいられないが、16話ラストは特に衝撃!それにしても糞男チャユミン、回を重ねるごとにクソ度合いが強まる。悪人ボンチョルよりも糞男チャユミンの破滅を願いながら見ている。

17話、ファンセヒの女優さん、ずっと棒だったけど、演技らしい演技を初めて見られた。やれば出来るんだ。葬式で大勢が並んでアイゴ〜と泣血哀慟する場面は見応えがあった。カン・セジョンたち塾生が駆けつけてくれたのを見てこのドラマで初めて落涙。
18話、チャユミン、救いようのない馬鹿、早く地獄に堕ちろ!クム・ボラもといファランも究極の糞女になってきた、もう笑いながら見ていられない。 21話、糞男チャユミンさらに男を下げた。人の話を聞かず神経質ですぐにキレてすべてを他人と環境のせいにする救いようのない阿呆。スンナムよ、早く離婚しよう。ファンセヒは福寿草のチェユラと違って打たれ弱すぎ、電話だけであんなに狼狽えちゃあ可愛すぎる。尋ね人チラシの顔(ファンセヒ)に落書き、大爆笑、黄龍グループ企画開発室課長ミョンジャさんグッジョブ(=^・^=) 23話のラストにはブッ飛んだ、ネタバレになるけど、スンナムが待つエレベーターのドアが開くと、クズ夫チャユミンと抱き合うファンセヒの姿が、そして彼の唇を夢中で舐め回し吸い貪るファンセヒ、わたしたちは何を見せられているのだ。25話、糞男チャユミンますます腐敗腐臭、能力を良いことに使えよ。26話、癇癪男チャユミンさらに糞化、義母ボンヒ老婆に何という暴言、蛮行を、心づくしのお弁当を床にバラまくなんて許せぬ!29話・30話、屑男チャユミン、今度は娘ジュニョンまで裏切る父親に成り下がったか。

もう書き込まないで見届けようと思っていたのに、チャユミン、32話で無実の妻と面会する場面で驚愕の糞屑人間ぶりを発揮。見ているこっちが憤怒でモニターを叩き壊したくなったくらい。クム・ボラもといモ・ファラン(屑夫チャユミンの実母)の浅はかな謀もどんどん凶悪になるし。33話ラストで泣きながら別れの電話をするスンナムに涙が溢れて止まらない。

「福寿草」のときのように胸が締めつけられるような辛さ苦しさに襲われている。

36話、拉致されて怪我したことすら家族に隠すスンナムに幻滅。隠し事だらけ、こんな女と暮らすのはイヤだ。チャユミンがここまでダメ男に成り下がった大きな原因は妻スンナムにあり。

カン・セジョン、君がいちばん知性の人だ。

40話、講師面接に合格したときのスンナムがドゥムルに見せた笑顔、今まででいちばん可愛い表情。チャユミン、ますます非道な屑に成り下がっているがこの頃は薄ら笑いすら浮かべるように。ところで、積賢斎の亀の飼育環境が間違ったままなのが心配。せめて陸地は設けてあげて。

42話、父親チャユミン、娘ジュニョンの大切にしている母親との思い出の写真や千字文などを焼くという鬼畜の所業、嗚呼、胸が張り裂けそうだ。

だが、ラストでさらに衝撃の出来事が!43話に続くが、もう辛くて可哀そうでたまらん。知らないとはいえ娘の亡骸がまだベッドに横たわっている同じ時刻に結婚指輪を蛇女ファンセヒに填めてやるチャユミン、二人とも地獄の業火で焼き尽くされてしまえ!旅行から帰宅してジュニョンの遺影を抱きしめて泣き叫ぶ屑男チャユミンに手を叩いて大声で笑ってしまった。

こんな惨酷くて面白い物語を綴った脚本家に、そして蛇女ファンセヒに祖母とジュニョンの亡霊を見させた演出家に感謝。ふたりの亡霊よ、これからもしょっちゅう蛇女を恐怖に慄かせてくれ。44話、蛇女ファンセヒの頭からバケツの水をぶっかけてくれたミョンジャ課長またもやグッジョブ、髪の毛を掴み合っての喧嘩、夜中なのに爆笑した。蛇女よ、ワンピース姿のとき胸を盛りすぎ。47話、ファンボンチョル社長「チャユミンこのまま去るのか。あっけない終わり方だな、わっハッハッハ!」見ていたわたしも一緒に哄笑。ミョンジャ元課長のコメディパートがクセになってきた。チャユミンの妹チャユナもやっとキャラ発揮し始めた、可愛い。蛇女ファンセヒはチェユラと違って怖くないから、安心して見ながら笑えるときが多いのが精神衛生上良い。と思ったら、意識不明のボンヒ祖母のベッドに近づくファンセヒ、怖い、チェユラがギョンスク(不死身だった^_^;)を襲ったときを思い出した。事故現場の道路で四つん這いになって紛失したブレスレットの飾りを胸チラしつつ必死に探すファンセヒ、爆笑の名場面。
それにしてもいろいろなニアミスの設定が定番とはいえ絶妙。
53話、ジュニョンの日記を読みながら涙を落とすスンナムと一緒に泣いた。そして、親戚集めて披露宴の積賢斎に殴り込み。ついに本気のスンナムを見た。鳥肌が立った。

オスンナムよ、さあ復讐に立ち上がれ!
お手本はヴィンチェンツォ・カサノだ(=^・^=)

期待も込めてスコア満点にアップ。
54話ラストで身体が震えた、痺れた。おお、ヴィンチェンツォ・カサノよりも正しい道を邁進するのか、オスンナム、カンドゥムル。
変身したオスンナム、イ・ユリみたいにカッコいいぞ。モニターの前で手を叩いて歓声をあげまくり。最高に面白いドラマだ。

60話まで来てもチャユミンはクズのまま、まさにお子ちゃま、ファンボンチョルよりもチャユミンがどんな惨めな最期を迎えるかが最大の楽しみ、こいつだけは許せない。今頃になって実父の死を本気で調べ始めたか。大師匠マンピョンが真相に近づいていたときには、馬鹿にして、実父は汚職が発覚して自殺したのだと決めつけていたのに。62話ラストのファンセヒの狼狽に爆笑、何回も再生して楽しめる。63話、ボンヒ祖母サイコウ最強、強烈なホームドラマだ。
65話のラスト、神回(オスンナムが変身してからは毎回が神回だが)、また身体に震えが来た。67話、ボンチョルのブッ飛んだ策略にマイッた。そして泥酔したユナ(チャユミンの妹)とミョンジャが毒蛇ファンセヒに突撃!随所で大笑い出来るありがたいドラマだ。
やや中弛み感があったが75話ラストでファンセヒ逮捕(^O^)vサイダーのようにスカッとした。76話77話、この期に及んでチャユミン、まだキチガイの眼でスンナムに吠えている。救いようのない馬鹿。怪物ファンセヒを何とかしろよ、お前の妻だぞ!

78話、オスンナム二度目の変身!怪物を退治するには怪物にならなくては(←「ドクターズ恋する気持ち」でパク・シネもキム・レウォンに主張していたありがたいお言葉)。全面支援します。まさにヴィンチェンツォ・カサノだ、彼も実母を殺されてキチンと復讐を果たした、特にミョンヒの処刑方法には興奮。
79話、恐ろしかったパン・グァンシクがファンボンチョルとファンセヒ親子にやられてから、「福寿草」のパク・チャンド悪徳刑事がボコボコにされてから憎めないキャラになったのと同じく、自分の中で愛されキャラに見えてきた。モ・ファラン(クム・ボラさん)はドラマの最初からずっと引っ掻き回してくれてありがとう。そして、事故現場にいた写真を夫にもスンナムにも見られたファンセヒは四つん這いで何度も胸チラ(痩せているためブラが浮いて貧乳だけでなく乳首まで一瞬見えた)しながらえずく、まさかチャユミンの子を宿した?
81話ラストから82話、ファンセヒとミョンジャの泥酔つかみ合い喧嘩、爆笑。ミョンジャまたグッジョブ。それにしてもファンセヒ、酒を飲んだのかと聞かれ「まさか。通行人に酒をかけられたの」と息を吐くように嘘の言い訳、オモロすぎる。乱闘動画流出、事故現場の動画テレビ放送、妊娠の嘘バレ、ファンセヒとチャユミンざまあ。ミョンジャもわたしも鳥肌が立った神回だったが、ファンセヒが床にへたり込んでユミンに許しを請う場面でパンチラを画像処理してあったのは極めて不満だが、ラストでファンセヒを見下ろすオスンナム菩薩が見られたのは幸せ。83話の自縄自縛に陥ったファンセヒの発狂したかのような大暴れが見もの、モ・ファランには借金取りが。爆笑。憎しみに支配されたオスンナムの何と美しいことか。84話驚愕のラスト、今まででいちばん嬉しいサプライズ。

毎回毎回オモシロすぎて実生活が廃人化してきたぞ。
ところで、ドラマの序盤は主人公のオスンナムとカンドゥムルが正直パッとしないルックスだなぁとB級感だったが猛省、回が進む毎にパク・シウンとク・ボンスンだからこそ伝わる深い人間味を堪能、もしモデルのような美男美女キャストだったらここまでのめり込めなかったと確信。特に、変身後のパク・シウンにはマニアックな魅力が強烈。

88話、屑男チャユミンますます人非人化、キチガイの眼でカッコつけて指を鳴らしてカンドゥムル氏を追い払う。チャユミンの破滅が最大の楽しみ。
90話、オスンナム、ヨンソンジュ会長の個人秘書に。ところでファンセヒ、胸を盛りすぎ、胸チラのときと違いすぎる、メロンでも入れてるのか。その後もどんどん胸パッドが不自然に大きくなって気になってたまらん。
あれほど健気で賢かったカンセジョンがどんどん劣化した。腑抜けの阿呆な子になった、がっかり。
94話ラストから95話、ついに母と息子としての感動の再会、涙、嬉しい涙。96話がちょっと停滞気味と思ったらラストから97話でトンデモナイものを見せられている。感動すればよいのか爆笑すればよいのか、面白いから許す。98話、チャユミンの真意がわかっても、人間的にわたしには信用できない。
オスンナムさまは積賢斎で培った生き方を貫いているが、チャユミンは単なる策士(100話でスンナムの子どもの頃の写真を全部盗むのを見てコイツには絶望した)、その違いから迎えるであろう結末を期待とともに見守りたい。

見守ってはいるが105話でもう話は無茶苦茶に。でもヨン会長やオスンナムの熱演で見ていられる。姉弟としての再会に感涙。

109話、チャユミンを脅迫するファンセヒに痺れた、唐突に賢くて切れる女に変身。モ・ファラン(クム・ボラさん)のお蔭で大笑いさせてもらえる、ありがとう、天才的なコメディエンヌ。

チャユミンが生理的にもう無理。悪人ファンボンチョルにやられてほしい。それくらい中の人の演技力が高いのだろう。

113〜114話、このときを待っていた。ヨン会長の実子としてソヌとムノも記者会見に同席、感動、拍手喝采。

115話、ファンボンチョルを逮捕するパトカーのサイレン。モ・ファラン(クム・ボラさん)が左手で指差して「あんたはもうおしまいよ」、どの口で言うか、でも憎めないキャラ。
ユン・ボギンさん(ファンセヒの実母チュギョンファ役)、こんな可哀そうな再登場とは(涙)、和久井映見に似た魅力がある女優さん。

終盤、チャユミンとの堂々巡りの駆け引きが続いてグダり感。親子としての再会や主人公の婚約からさらに15話は引っ張り過ぎ。
チャユミンとファンボンチョルをさっさと退治して終わろうよ。

120話、墜落したはずのハンボンチョルが消えた(?)、いい加減にしてくれ、イライラしてきた。が、チャユミンがボンチョルの幻を見て錯乱する演出は大好き。ボンチョルの幻さま毎回現れて。

121話〜122話、チャユミンざまあ、痛快!盛り返して来たぞ。と思ったらすぐにグダる展開。セジョンや結婚準備のやり取りが面白さに水を差す、ジャマ。ベッドで縛られているファンセヒの最初のシーンだけ胸パッドがずれて乳房が3〜4つになってる、ホラー。

123話 チャユミン狂ってる、ずっとコイツの最期を楽しみにしているのに往生際の悪い。
124話 現れまくるボンチョルの幻に錯乱するチャユミン、受ける〜、脚本家さんありがとう。
125話 セジョンがファンセヒを看病するシーンは涙を誘った。

127話 ファンセヒの最期は(ドラマ史に残ってほしい)名場面。ジュニョンと祖母ボンヒの交通事故とダブらせた演出が素晴らしい。セヒの中の人も好演。

129話最終回 チャユミン「ぼくを破滅させたのは、母さんだ」と面会に来たモ・ファランに。ガクッと脱力した。最後まで他人のせい。
願わくば、チャユミンの悪行の数々とボンチョルの23年前の殺人事件の真相が暴かれるところをじっくり見せてほしかった。
あと、積賢斎放火の実行犯のモ・ファランも法的な罪に問われねばマズいと思う。
ラストは良かった。

年の瀬の諸々を忘れてオスンナムたちの世界・狂気の世界に没頭できた幸せに感謝。12月30日視聴完了。
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