ねまる

CODE ー願いの代償ーのねまるのレビュー・感想・評価

CODE ー願いの代償ー(2023年製作のドラマ)
3.4
映像がカッコよくて、台湾のヒットドラマを元としたストーリーで予測できず面白い。
事前に出ていたストーリーよりも、1話が面白くて深いところに進んでいくから余計にワクワクした。

願い事のマッチングアプリ、っていうのも、物の売り買い、恋人などのアプリが存在するなら、想像できる延長線上の恐怖なのがハラハラする。

途中ちょっと人が死にすぎる。
最初の始まりもラストも面白かったのに、中盤ちょっと微妙だったかなぁ。
リアルの延長線から始まったのに、大切な人を失う痛みもリアルだったはずなのに、中盤そういうのが薄れてしまった感。

染谷将太、堀田真由、竹財輝之助の家族感も、坂口健太郎、臼田あさ美のカップルも、玉山鉄二の悪ボスも、役者は盛りすぎない適切さでそれぞれ良かったしね。

森淳一監督、酒井雅秋脚本はすごい!

おまけ。
ソメタニが3クール連続地上波レギュラーなんて。
もちろん全部観たし、これが1番カメラに映っている時間は長かったと思うけど、
いい意味でも悪い意味でも染谷将太の使い方らしくなかったなという印象。
現実にありそうなテーマではあれど、だんだん身近な手から離れていきそうになるから、そう言う意味では、オーバー気味にチューニングしつつも、飾らずに普通に喋るソメタニの台詞が合っていたのかも。
淡々と綺麗に台詞を話す堀田真由ちゃんとのバランスも良かったね。
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