鷺宮テラス

最高の教師 1年後、私は生徒に■されたの鷺宮テラスのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

-本作と関係なさそうな話-

【Artificial Intelligence】に関して今年の10ヶ月間は自分の体感で言うと直近の3-4年を超えるスピードで進んでいて恐怖すら感じるけれども、ほとんどがバックエンドにLLM(Large Language Model 大規模言語モデル→生成AIと呼んでいる"もの")のAPIに接続して同期的にユーザーと"対話しているように見せるもの"が多いとしても【Artificial General Intelligence】AGI,人工汎用知能→意思決定を持ち各オブジェクトAIに作業を割り振る司令塔であり教師なし学習[ディープラーニングの一つ]を自ら実行できるマジやべーやつ)の誕生が現実的になって、本作をこのタイミングで出したのは(未鑑賞だけど映画"福田村事件"もそうなのでしょう)上記に加えて

【Narrative Networks】((ナラティブが人間の認知と行動にどのように影響するかを分析し軍事利用する[名目はPTSDの治療及び安全保障](violent social mobilization、反乱、テロリズム、紛争の予防と解決)→その反対も可能なのか))の研究が進んでいる背景もあると感じた。米国では2011年に、中国も同様に本格化していることを踏まえるとドラマのように若いうちに建設的に議論を重ねていく経験はとても大切だと感じたのです。

中高生は本作を観ることでしか出会えないようなidiotを擬似体験し、Echo-chamberやAI-hallucinationを知り、そしてベクトルや微分積分をしっかり勉強しましょう。

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先生はほんと大変よね、やってられませんという感想は置いておいて中盤までは必殺の名言の宝庫で闇バージョンの坂元裕二かAIが台詞を考えているのでは?と思った。本作のNarrativeによる影響は受け手の私には想像も出来ないとはいえ、たのしめましたー。

本文はザ・クリエイター 創造者のレビューでも使えそう。

【完走】
鷺宮テラス

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