いくつものアルバイトを掛け持ちし、岩永佑(松島聡)はついに借金の完済を目前にしていた。そんな佑に、さとうコタロー(川原瑛都)は「借金がなくなったらどうするのだ?」と尋ねる。将来について考え始めていたある日、佑とコタローのもとを児童養護施設時代の友人・藤咲亮太(吉村界人)が訪ねてくる。「俺、結婚する」と宣言し、2人に結婚式の招待状を手渡した亮太は、コタローに“フラワーボーイ”を、そして佑には“友人代表のスピーチ”を頼みたいと打ち明ける。勢いに押され、引き受けてしまった佑だったが、緊張と不安に加え、“ある思い”も入り混じり、うまく練習も進められない--。『アパートの清水』の秋友美月(山本舞香)や田丸勇(生瀬勝久)の協力も得て、なんとか当日を迎えるが、予期せぬハプニングが佑を襲ってしまい…!?
大切な友人・亮太の結婚式当日、まさかの寝坊をしてしまった岩永佑(松島聡)だったが、なんとか式場に到着。しかし、気合いを入れて着てきた派手な白いスーツを、参列客に「非常識」と言われ、すっかり落ち込んでしまう。その上、スピーチの原稿をどこかに置き忘れてしまったことに気づき、大ピンチに…!慌てる佑に「おめでとうの気持ちを伝えるのである」と席から声をかけるさとうコタロー(川原瑛都)。佑は、そんなコタローの言葉をきっかけに、これまでスピーチの練習に付き合ってくれた『アパートの清水』の秋友美月(山本舞香)、田丸勇(生瀬勝久)たちとのやり取りを思い出す。勇気をもらった佑は、心に秘めた自分の気持ちを語り始める…!そして、コタローや周りの人々に支えられ成長した佑がラストに選択する未来とは…?
(C)津村マミ・小学館/テレビ朝日/ジェイ・ストーム