このレビューはネタバレを含みます
最終話にかけてなんだかガッカリな展開で
最初のワクワク感はどこへやら。
でも、何ががっかりなのかうまく言語化出来ない…
俳優陣も、たまにカメラ目線になるしゃれた撮り方も、不穏な感じを残して終わる感じも、全然嫌いじゃないのに。最初から全てが薄っぺらだった、ということが最後に露呈した感じか。いや、エンタメなのだから、それはそれで良いはずなんだけど。何を期待していたのか。
そう、2時間ドラマを薄く引き伸ばしたような連続ドラマになっていて、かつ2時間ドラマほどの背景もないという残念感かな、あえて言うならば。
でも、好きだから完走できた作品。本当に嫌いだったら感想はスルーしてる。出演した俳優さんたちはみんな素敵だった。自然豊かなロケーションも良い。多分厳しい感想になってしまったのは、期待値が高かったことと、本来リスペクトしているミステリ作家や編集者が登場人物でいたのに…この世界観かぁ…という残念な気持ちが溢れ出てしまった結果。
いちばん楽しかったのは、このドラマの番宣役かと思ったら、なぜか朝の情報番組でバスケットボールW杯の日本戦の解説をいきいきとしていた満島さんの存在。彼の役柄とあの素晴らしい解説は、全くかけ離れていて、彼の魅力がより知れる機会で、ほんとこの局でどっちも放送してくれててありがとう、という気持ちになった。
