往年のドラマの令和版をどうしても作りたかったのかな？ というのが全体的な印象。設定が設定なので、とりあえずリアリティは脇に置いてもツッコミどころは満載だが、そこに目を瞑るなら銃撃戦やカーアクションなど、映像的にかっこいいシーンは沢山あり、一話が短いので一気に観進めることができるスピード感に溢れていた。
しかし、カッコつけた台詞をカッコつけて言うとクサさの限界突破が起こるのだな、と今回ひしひし感じ、確実に時代の流れを感じた。
個性豊かなキャラクターの面々は、思った以上にコミカルにも描かれ、いつの間にか好きになっている愛らしさにも満ちている。特に吉良さんと真奈美さんが好きでした。
最終回は流石にオマージュの嵐で笑ってしまったけれど、近年のドラマの味付けを施した漂う昭和感が逆に新鮮で楽しめました。
