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精霊の守り人 最終章のOjigiのレビュー・感想・評価

精霊の守り人 最終章(2017年製作のドラマ)
4.1
前半→ロタと同盟を結んでもらうためにバルサの故郷カンバル王国に行き、バルサの過去と向き合う。槍舞をする。
後半→タルシュ帝国が侵攻してきて戦が本格的に始まる。新ヨゴ国に帰る。

終わった〜🌊
壮大な話でした。これでも原作を省略してるんだろうけど。
見終えた今は満足感がある。でも寂しい。

最終章はタルシュ帝国が攻めてきて、今の世界情勢と重なるような展開でした。
戦の回は樋口真嗣氏が演出に参加し迫力のある、しかし悲惨になりすぎないラインの映像に。

基本的にこの話って作者が女性だからか、ただ守られてる女性はいなくってむしろ女の方が「私があなたを守る」「私がそばにいる」みたいな描写が多いように思いました。その頂点が主人公バルサ。

上橋菜穂子さんの作品は完全に架空の世界の話なんだけれど、現実の歴史や社会と重なるところがあって緻密に考えられているのが凄いなあと感じますね。
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