割烹

警部補ダイマジンの割烹のレビュー・感想・評価

警部補ダイマジン(2023年製作のドラマ)
2.5
三池崇史監督、生田斗真主演。
正義感が強いが破天荒な捜査一課のエース・生田斗真、父の秘密を追いながら巨悪と戦うキャリアの向井理。
正義のためなら殺人さえ犯すという生田斗真の若干突き抜けた設定のため序盤は興味をそそられるが、中盤以降は無理のあるストーリー展開が目立つ。
特に同僚刑事の土屋太鳳、捜査中に悪党に殺されそうになり生田斗真と一緒に反撃して悪党を殺害してしまうが、捜査中の正当防衛なのになぜか死体を隠して生田と共犯とかなんとか言い出すという理に合わない謎の行動。
以降も比較的雑なサスペンスが続く。黒幕であり向井理の父親は、当初は「教官」、やがて教官は下っ端で、高橋克典演じる「指導者」が黒幕となり、そしてラストには指導者すら下っ端で、その先にいる「先駆者」という黒幕が現れるという、相次ぐラスボス交代のドラゴンボール現象。
最終回も中途半端なところで無様に終了した。
割烹

割烹