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シーズン2はシーズン1からこのドラマの舞台となっている市長が大統領選に立候補し、様々な策略を使って大統領選を繰り広げる話。
シーズン1では市長と経営者のカルドゥムの対立が大きく描かれておりましたが、今回は新たに大統領選に立候補した市長と現職の大統領の一騎討ちを映したシーズンとなってます。

個人的に今回のシーズンを観てアメリカの大統領選をイメージしました。
相手の候補を落とす為にネガティブキャンペーンを繰り広げる光景は正にこのドラマでも同じことでお互いの候補者のネガティブキャンペーンの応酬合戦でした。
候補者たちは相手を落とす為にジャーナリストや警察を使って世論を動かそうとしたり不要な人物を逮捕させたりジャーナリストはジャーナリズムの元、自分たちの正義と照らし合わせ時には失敗したり葛藤しながら自分たちの仕事をしようとする様はとても考えさせられました。
結局こういうものはある人にとっては都合が良い、ある人にとっては都合が悪いことでしかないので善悪なんてものは存在しないという点をとても実感させられました。

登場してくる人たちは皆自分の正義という名の欲に動かされているだけで全ての人に良い面もあり悪い面もあるので誰が良い人悪い人であるという簡単な二元論ではなく描かれてるので観ている側も頭を相当使わさせられました。

あとこのドラマに登場してくる人物の私生活などその人の過程を細かく描いているのでよりリアリスティックなドラマとなっております。

このドラマを観て世の中は良くも悪くもそんな大したものではないのかなと思いました。このドラマの最後にも描かれていた様に最後は執念深いものが成功するのかなと思ってしまいました。中々言葉で表現するのは難しいですが浅いようで深いものだなとしみじみ考えてしまいました。

関係ないですが最後に、このドラマの女性の登場人物たちはなぜか全員タバコを吸います。笑

色々言葉足らずでしたが自分の感想はこんな感じでした。