moon

ご主人様はツンデレ殿下のmoonのレビュー・感想・評価

ご主人様はツンデレ殿下(2018年製作のドラマ)
4.1
原題は「大理寺のペット」。「ご主人様はツンデレ殿下」という邦題になってたからまったく気づかなかった。
「旦那様はドナー」でブレイクする前のシュー・カイチェンが主演。1話30分たらずの全22話。現代の女の子が猫を追いかけていくうちに、過去の世界に迷い込んでしまうお話。ここまではよくある設定だけど、主人公の女の子がふとした瞬間に猫に変身してしまうのが楽しい。時々、見るからにぬいぐるみだろうというのもご愛敬。シュー・カイチェンは大理寺の検視官。話を追って行くうちに、どんどんファンタジー色が強まっていて、最後の方はゲームのラスボス決戦みたいになる。ただ、中国のアイドルを使った量産ドラマらしく、かなり低予算のようで、小道具とか衣装とか切り詰めてるのが見ていて気の毒。
 厳寒の撮影だったのか、雪の山中でのシーンは、薄物をまとった俳優さんたちが凍えているのがわかるほど。中国の若手ドラマって、厳寒か厳暑時にしか撮影しないんだろうか。暑さでメイクが流れてるか寒さで手や耳が真っ赤になってるかどっちかのイメージしかない。
ツンデレ王子と可愛い姫のロマンスをサクっと楽しむドラマ。主役二人が大好きなので私は楽しかった。
moon

moon