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刑事7人 シーズン9
シーズン9
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目次

『刑事7人 シーズン9』のエピソード情報

始まり

ある死刑囚が、死の直前に残した手記。そこには10年前に犯したある殺人事件について、関与を一転して否定する供述が記されていた。しかし、手記は何者かによって持ち去られてしまう。それがすべての始まりだった―――。 その頃、天樹悠(東山紀之)たち新専従捜査班のメンバーは、それぞれが今後の人生について悩みを抱えていた。長く刑事として現場に立ち、日常的に事件=人々の死と向き合うということは、確実に天樹たちの心を蝕み、新専従捜査班のメンバーは少しずつバラバラになり始めていた…。そんな中、次々と発生する殺人事件。捜査を開始すると、殺害された人物たちは、10年前のある事件に関わりがあった。 時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う「暴露チャンネル」が始動。告発される不正を働いた警官たち。その経歴にもまた、10年前の殺人事件が絡んでくるのだった。さらに、その中には片桐正敏(吉田鋼太郎)の名前もあって…!? 試される新専従捜査班の絆。そして、天樹たちの前に現れる、事件の鍵を握る盲目の女性(山崎紘菜)と謎の男たち。すべての先には、悲しき真実が待っていた。

約束

天樹悠(東山紀之)は、死刑が執行された《平成最大の殺人鬼》・鶴見達男(柳憂怜)による犯行とされる10年前の放火殺人事件で唯一生き残りながらも視力を失った女性・望月和沙(山崎紘菜)のもとを訪ねるが、システムエンジニアである夫の浜崎修斗(堀井新太)は「警察は信用できない」と冷たい対応を取る。修斗によると、2人は3年前に知り合い結婚したが、その後、和沙が事件のことを語ったことはないという。 一方で、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》では、10年前、鶴見から殺人事件についての自供を引き出した人物で、何者かによって殺害された元警察官の下松譲(宮川一朗太)がターゲットに。その動画を片桐正敏(吉田鋼太郎)は1人で見つめるのだった。やはり片桐は暴露動画に関与しているのだろうか? また、監察官の正木哲也(山田純大)、同期である焼津大地(泉澤祐希)たちから片桐の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、片桐の不審な動きが気にかかっていて…。 そんな中、下松殺害の最も有力な容疑者として、新専従捜査班が追っていたフリーライター・宝来正道(西川瑞)が遺体で発見される。宝来は下松をはじめ、多数の者を脅迫していたというが…。天樹は不穏な空気を感じながら、次々と起こる殺人事件と10年前の事件との因果関係を追うが、時を同じくして、和沙から天樹宛に「10年前の本当のことが知りたい」と連絡が入るのだった。 やがて、片桐が10年前の連続強殺事件の担当として、当時、捜査に当たっていた事実が判明して――!?

疑惑

警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》で、顔はモザイクで隠されているものの、初めて鑑識官が取り上げられることに。そんな中、引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生。天樹悠(東山紀之)、青山新(塚本高史)ら新専従捜査班は、ケガをし自宅で寝たきりの一雄の母親・鞠子(丘みつ子)、大学教授で、学会に出向いて留守にしていた父親・清太郎(津嘉山正種)に聞き込みを開始する。鞠子は犯行当時、何も物音は聞こえなかったと供述するが…。一方で、現場で鑑識を進める天樹の同期である鑑識官・岡崎周平(藤本隆宏)は、凶器のナイフに異様な動揺を見せる清太郎に気付くのだった。 やがて、周辺の防犯カメラの映像の解析などから、窃盗の前科がある宮本良和(成田瑛基)の存在が浮上。海老沢芳樹(田辺誠一)と坂下路敏(小瀧望)はさっそく身柄を拘束するが、現場に残されていた足跡と、宮本の足のサイズが合致せず…。まさか、共犯者が――!? そして、天樹たちの聞き込みで、被害者の一雄の秘められた素顔が徐々に明らかになって…。はたして、生前の一雄がSNSに書き込んだとされる、ある危険なメッセージとは?  そんな中、清太郎が凶器と同型のナイフを購入していた事実が発覚するのだった。 そして事件は、法に則り、犯罪者を逮捕して送検することが刑事としての正義だと信じていた天樹の信念を根底から覆す事態へと進展していく――。

正義

天樹悠(東山紀之)は、同期である鑑識のエース・岡崎周平(藤本隆宏)に事件現場の証拠を捏造、改ざんしているのではと詰め寄る。岡崎は天樹を「生ぬるい正義」と非難するも、事実を認めない。しかし、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、その岡崎で…。そして、その動画を清掃業の青年・関口俊介(深澤嵐)は一人見つめるのだった。また、《ポリス浄化ぁ》の首謀者を追う警視庁の監察官・正木哲也(山田純大)と部下の焼津大地(泉澤祐希)は、殺された元警官の下松と同様に、10年前の夫婦殺害事件の捜査に岡崎も関わっていたことが気がかりで――。 やがて、弁護士の末永晃(朝倉伸二)が、何者かに殺害される。天樹、海老沢芳樹(田辺誠一)、青山新(塚本高史)、坂下路敏(小瀧望)は事件現場を臨場するが、財布とスマホが見当たらないことから、強盗である可能性を示唆。天樹は単身、末永の自宅に向かうが、そこには、「国立レモネード毒殺事件、容疑者逮捕」の見出しが書かれた8年前の新聞があった。7人も殺害され、多数の重傷者を出した青酸カリによる毒殺事件だが、逮捕され死刑を言い渡された福地陽子(須藤理彩)は犯行を否定したまま獄中で死亡。その最後の弁護人が末永だったのだ。彼は8年前の事件を再び掘り起こそうとしたために殺されたのか? そして天樹は、陽子の犯行を決定付ける証拠を見つけたのが岡崎だったと知り…。 一方で、路敏の執念の捜査によって、末永がここ最近で頻繁に会っていた男が判明。それが、関口俊介で――!? はたして、俊介と8年前の事件との関係は? そして再度、岡崎のもとを訪れた天樹は、自身の信じる《正義》を貫き通すことができるのだろうか――!?

告白

監察官の正木哲也(山田純大)、焼津大地(泉澤祐希)から、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の疑いがある片桐正敏(吉田鋼太郎)の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、休暇中の片桐の動向を報告する。拓海は、片桐が家と飲み屋との往復がほとんどであったが、一度だけ公園で正体不明の人物・里中聡(酒向芳)と会っていたことを伝えるのだった。そんな中、《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、なんと片桐本人で…。 一方で片桐は、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、拓海、そして青山新(塚本高史)ら新専従捜査班メンバーに、ある痴漢事件の捜査を命じる。電車内でサラリーマンの水島泰之(小松和重)が女子大生・平山亜美(高田夏帆)に体を密着させ、その場で乗客・鳴海修(和田雅成)に取り押さえられたが、水島は逮捕されて1週間、否認を続けているという。海老沢たちは、よくある痴漢事件だと捜査に乗り気ではないが、天樹は片桐には何か意図があると言い、水島に会うことに。やがて、水島が以前務めていた会社が、利根川宗一(渡辺大)が社長を務める「利根川開発」であることが判明して――!? そして、水島が連行される防犯カメラの映像を観た拓海は絶句。なんと、野次馬の中に、片桐と会っていた里中の姿が映っていたのだった。里中の正体は、いったい…? そして、片桐との関係とは――!? その後、新専従捜査班の執念の捜査によって、水島に痴漢をされたと訴えた女子大生・亜美の別の顔が明らかに! そして、水島を取り押さえた乗客・鳴海もまた、衝撃の顛末を迎えて…。 はたして、片桐が捜査を命じた痴漢事件は、10年前の連続強殺事件に何か関係があるのだろうか…? 天樹たちは、痴漢事件の背後にうごめく真相を追う!

連鎖

担当したかつての殺人事件の裁判を傍聴するべく、天樹悠(東山紀之)は裁判所に出向く。天樹は傍聴席で、どこか自身と同じ《危うさ》を持った人物・井手孝也(田中樹)と出会う。井手は、検事の姿をじっと見つめていて…。 その後天樹の予感は的中。井手は衝撃の顛末を迎える―。 なぜあの日、井手は裁判所にいたのか?天樹は単独捜査によって、井手の人生を追う。 そこには、また10年前の東関東連続強殺事件が絡んできて… 一方で、10年前の事件現場を再び訪れた天樹を執拗に付け回す男の影が…はたして!?

記憶

高校2年生の春、突然襲ってきた大地震によって母親を失い、その後、児童福祉施設に引き取られた井手孝也(田中樹)。その12年後、都内で遺体となって発見された彼は、10年前の東関東強殺事件を調べていたが、天樹悠(東山紀之)の執念の捜査によって、その理由が被害者とのある接点だと知る。井手の出身地である茨城県へと飛んだ天樹は、そこで、さらなる手掛かりを見つけて…!? 一方で、井手の殺害容疑で、特殊詐欺グループを追っている青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)は、生前の井手とメッセージアプリでやり取りをしていた詐欺グループメンバーの原田武雄(兼松若人)の後をつける…。 やがて天樹は、裁判所の傍聴席で井手のことが気になったのは、彼に自分の姿を重ねて見ていたためだと気付いて――。

想夜

天樹悠(東山紀之)ら、新専従捜査班メンバーを集めた片桐正敏(吉田鋼太郎)は、10年前の東関東連続強殺事件に関係していると思われる複数の殺人事件の解決、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の特定を急ぐ。一方で、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)と、彼女の夫で現在、留置所に拘留される浜崎修斗(堀井新太)のもとを訪れた天樹は、3年前に和沙が聞いたという、江戸川区夫婦殺害事件の《犯人らしき者の声》に迫る…。 やがて、天樹たちの執念の捜査によって、片桐がかつて単独で追っていた大企業「利根川開発」の存在が浮上するが、警察の上層部との繋がりが見当たらない――。そんな中、警視庁・監察官で、野々村拓海(白洲迅)の同期でもある焼津大地(泉澤祐希)が新専従捜査班の前に現われた…。 はたして天樹ら新専従捜査班は、警察内部の腐敗に臆することなく、不可解な点が多く残る事件の真相にたどり着くことができるのだろうか――?

真実

暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》が最後に衝撃的な動画アップを行い、警察の世間からの信用は地に落ちる。そんな中、堂本俊太郎(北大路欣也)のもとを訪れた天樹悠(東山紀之)は、10年前の江戸川区夫婦殺害事件に関する新事実を知って…。やがて天樹は、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)を見守っているもう1人の人物がいることに気づくのだった。 一方で、捜査が手詰まりとなる新専従捜査班だったが、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)らは、刑事の直感を頼りに各々で動き始める。そんな姿を片桐正敏(吉田鋼太郎)は複雑な思いで見つめるが、天樹は彼らの成長を頼もしく感じるのだった。 そして、彼らの執念の捜査が実り、「利根川開発」社長・利根川宗一(渡辺大)の弟で、行方がわからなくなった重要参考人・利根川寛二(阿部進之介)のもとに辿り着く一同。しかし、そこで予期せぬ事態が…。 はたして天樹ら新専従捜査班が集めた、ばらばらのピースがひとつになった時に見える、衝撃の結末とは――!?

『刑事7人 シーズン9』に投稿された感想・評価

本当に終わり?辞める辞めるってシーズン中ずっと言ってたからそうなのかな~。でも、あの男って誰だ?

主人公・天樹(東山紀之)を中心とした新専従捜査班メンバーが再集結するシリーズの第9弾。ある死刑囚が10年前の殺人の関与を否定する手記を残すが、何者かによって持ち去られてしまう。そんな中、警察の内部告発を行う「暴露チャンネル」が開始され、10年前の事件の関係者に片桐(吉田鋼太郎)の名前が挙がる。
coco

cocoの感想・評価

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どこまでも暗かったなぁ。みんながタイミングよく、仕事を辞めるべきか悩み、堂本先生に相談するという時期。一つの大元となる事件があり、そこから次々と殺人が生まれ、もう誰が幸せになれるのか分からないという図でした。
刑事7人には、シリアスさよりも、ちょっとクスって笑わせつつも、ちゃんと事件を解決していく流れでやっていってほしかった。物足りなさは否めないかもな。
期待値3.4→3.5

欠かさず観てるシリーズ👍今作で終演ではないでしょう…

(ノ-_-)ノ~┻━┻刑事6人+モトデカ1人で継続するだろうか🤔

『刑事7人 シーズン9』の別シーズン

刑事7人 第3シリーズ

製作国:

3.6

あらすじ

2018年夏、専従捜査班(スペシャルチーム)、再集結。 警視庁に眠る<超凶悪犯罪>を暴く-。 東山紀之演じる天樹悠を中心とした個性的な刑事たち7人が難解な刑事事件に挑む姿を描いた『刑事7人…

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刑事7人 seasonⅥ

公開日:

2020年08月05日

製作国:

再生時間:

45分
3.3

あらすじ

東山紀之演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが、時代とともに複雑化する超凶悪犯罪や難解な未解決事件に挑む人気ドラマが、さらに進化して帰ってきます。 天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠…

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刑事7人 シーズン7

公開日:

2021年07月07日

製作国:

3.4

あらすじ

東山紀之演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが、時代とともに複雑化する超凶悪犯罪や難解な未解決事件に挑む人気シリーズ『刑事7人』。2015年からスタートし、シーズンを重ねるごとに好評…

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