にゃん

刑事7人 seasonⅥのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

刑事7人 seasonⅥ(2020年製作のドラマ)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

天樹さんのキャラが芯がしっかりしていて好き。

全話の黒幕がまさか元警察の道上さんで、自分の復讐の為に刑事7人を監視しつつ宮田までたどり着いたところ、ストーリーがすごい。

何より1話に繋げてきたラストが綺麗だった。

1話
警視庁の捜査資料を移送するトラックが襲撃された。盗まれたのは「0(ゼロ)A」と呼ばれる解決済みの事件や事件性のない事故の資料。トラックには、真っ白な塗料で謎の数字が残されていた。そんな中、天樹(東山紀之)ら専従捜査班は、法務大臣の息子の誘拐事件を極秘で捜査することに。しかし現場に残されたランドセルには、トラックと同じ塗料で数字が書かれていた。

最終話
「ゼロA」事件の再来に専従捜査班ががく然とする中、過去に痴漢事件の被疑者になった中村隆弘(筒井俊作)が、目撃証言をした八代を復しゅうのため殺害したと自供。さらに、真美の密告で現金窃盗事件の被疑者になった山寺郁子(横内亜弓)も、真美殺害を自供する。いずれも、「冤罪被害者の会」からの手紙によって、報復に及んだことがわかるが、殺された2人は「ゼロA」絡みの事件とは無関係。犯行に及んだ中村と郁子は、一方的に実行犯に仕立て上げられたのだった。

 そんな中、ついに天樹にも電話が。そして、その電話の声は「これが最後の裁きになる」と告げる。
 被害者の接点を探っていた天樹は、八代と真美が高校の同級生で、14年前に甲府市で放火事件を起こしていたことを突き止める。さらにもう一人、宮田達彦(木村了)も当時の仲間だったことがわかり、所在確認を急ぐ。
 さらに、放火事件の資料を読み返した天樹と野々村拓海(白洲迅)は、元管理官の道上慎之助(田中哲司)が旅行中に放火事件に遭遇し、犯人確保に協力していたことを知る。当時の詳しい状況を教えてもらうため、道上のもとへ向かった天樹らは、放火事件と同じ日に甲府市で起きた女性の飛び降り自殺が、「ゼロA」に関連する事件の発端になっていることに気づく。
女性は自分の誕生日に、携帯に「生きていたくない」とだけ書き残し飛び降りたように見えた。しかし実際は飛び降りではなく、宮田が女性をストーカーの末もみ合いになりビルから落としてしまい自殺に見せかけたのだ。
宮田はアリバイを作るために高校の友達に放火をしてもらい自分もそこで火遊びしていたことにしたのだった。

女性は道上の恋人で、結婚する予定だったひとだった。
今回の事件の全ては宮田に辿り着くために道上がボスとなり仕組んだこと。道上は宮田を殺す寸前のところで天樹に止められ、「宮田を殺して自分も死ぬ」との発言に天樹は「貴方の記憶の中で生きている彼女までも殺すことになるんですよ」と説得。道上は観念し大人しく逮捕。
宮田も女性殺害の容疑でその場で逮捕となったのだった。
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