15年くらい前〝宝くじで大金を射止めたマクドナルドの店員が退職1年後に職場に復帰した〟という海外ニュースが流れた。60億円の資産を持っていても働くことには意義があるのだ、ということを教えられた。
このドラマの主人公も、彼以上に遊んで暮らせる身でありながら、やはり自分から働こうとする。どんなに金があっても離婚の痛みは消えないし、職場で築いた人間関係を大事にすることに喜びを感じる。コメディーではあるけど、その点はリアリティーを感じた。
このシリーズのマーヤ・ルドルフがたいへん好印象。彼女はいろんな映画やドラマに出演しているのだけど、いままで一度も気に留めることがなかった。それだけにとても意外だし収穫だった。
ただE10のラストが、どうかと思うところであるが。次シーズンがあるなら楽しみに待ちたいと思う。
ところで「もし自分が870億ドル手に入れたら、何をするか?」この作品を観ながら、ずっと考えていた。実際にそうなってみなければわからないが、まあ少なくともネットカジノにハマることはない気がする(笑)
[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2022/08/01-12 Apple TV+