Amber

あなたのブツが、ここにのAmberのレビュー・感想・評価

あなたのブツが、ここに(2022年製作のドラマ)
4.2
亜子(仁村紗和)はシングルマザーのキャバ嬢だが、コロナ禍で失職。客の紹介で宅配ドライバーをやることにするが、甘くはなく…。

尼崎が舞台で、実家が隣の市なので親近感が湧いて観たのですが、すごくリアルさを感じました。
途中から泣けてどうしようもなかった。
色々苦労した亜子が今が一番幸せって思えて本当によかった。

そもそもクズ男って若い時は気づくの難しい。
それは確かに失敗なんだけど、多分避けられなかったし、仕方ない。それでも、必死に生きてる感じがよく伝わってきました。
亜子の母(キムラ緑子)や娘(毎田暖乃)とのやりとりも、それぞれの視点からの回があって、その他マルカ運輸のメンバーやお客さんとのやりとりも丁寧に描かれていて、入り込めました。

社長(岡部たかし)同僚の武田さん(津田健次郎)や、ミネケン(佐野晶哉)や副社長(山崎静代)もそれぞれのやり方で温かく、亜子を支えてくれていて。
武田さん、いっつも亜子のピンチに飛んできてくれて、カッコいい!
ミネケンは本当に可愛かった。

仁村紗和さんを今回初めて認識したのですが、ファンになりました。バカサバイバー、耳に残るな。

そして、コロナ禍の宅配ドライバーさんへの感謝の気持ちが一層強くなりました。
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