ShinMakita

雨に消えた向日葵のShinMakitaのネタバレレビュー・内容・結末

雨に消えた向日葵(2022年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます




☆俺基準スコア:2.7
☆Filmarks基準スコア:3.8



埼玉県坂戸市、令和2年7月。大雨の中ひとりで下校していた小5の少女、石岡葵ちゃんが姿を消した。通学路に監視カメラはなく、目撃者もゼロ。父で銀行員の石岡征則は、娘たちと暮らす妻・秋奈と別居中で、秋奈もまた新たな交際相手と頻繁に出かけていた。中3の姉・沙希は池袋の塾通いの日々である。寂しさゆえの家出か、大雨の影響で事故にあったか、それとも誘拐か…直ちに捜査本部が立ち、県警捜査一課・奈良健市警部補が坂戸署刑事・奥村とバディを組んで捜査・捜索を開始する。数日後、東武東上線の遺失物センターで葵の日記が見つかり本部が色めきたつが、失踪当日に坂戸駅を利用し当該車両に乗った者たちには全てアリバイがあった。焦る奈良たちは、遺留品である傘についた指紋の持ち主(担任教師・浮島)と、1か月前に葵をつけ回して写真を撮っていた謎の人物に絞って捜査を続けていく…





「雨に消えた向日葵」


去年放送されたWOWOWオリジナルドラマ。全5話です。奈良刑事役が、笑いを完全封印したムロツヨシ。石岡征則役は佐藤隆太です。

浮上する容疑者たちがどんどんシロと判明し、ダークウェブ上のロリコンサイトに写真と住所と通学経路が晒されていたと判ってからは、もう絶望状態。結局捜査本部は一年後に解散してしまいます。被害者家族の気持ちに心から寄り添う奈良というキャラを、ムロさんが好演。静かに熱いデカぶりを見せてくれました。佐藤隆太の誠実さに泣かされ、年賀状捜索に泣かされ、最終回クライマックスでまた泣かされました。やはりWOWOWドラマは良いですな。


しかし、不動産屋に行くのにマイカーじゃなくて何故電車を利用したのか、そこツッコミしておけば、2年掛からなかったのではないかとも…^_^
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