きのと

慶余年 ~麒麟児、現る~のきのとのレビュー・感想・評価

慶余年 ~麒麟児、現る~(2019年製作のドラマ)
4.7
面白かった〜!ずっと楽しみにしてたので久々に寝る時間削って一気に見てしまった。でも46話しかないので最後のあたりは終わるの悲しくてゆっくり見た笑

現代の記憶を持ったまま戦乱の世に転生!?する中国ファンタジー時代劇。権謀術数の数々が見事で、誰も彼も一癖も二癖もある。その反面コミカルな演出もあって大変バランスが良い。壮大な世界観の中に様々な謎を散りばめつつ、ラブストーリーまで楽しめる傑作。
主人公は飄々としながらも情に厚く、無理難題を鮮やかに解決するのでスカッとする。主演のチャンルオユンはイケメンではないけど、表情豊かでどんどんかっこよく見えてくる不思議。不遜な態度がよく似合う笑(キービジュアルも偉そう笑)
面白い作品はキャラが魅力的ですが、このドラマも例に漏れず。私はすっとぼけおじさん大好きマンなので、皇帝や院長の見事なすっとぼけ具合に大満足でした。情報筒抜けすぎかよ。鬼強なのに天然?な五竹おじさんにも癒された。主人公親衛隊のおじさま達がだいたい有力者なの笑う。どいつもこいつも「笑顔で脅す」を地で行く奴ばっかなの中華味があって最高。
最近よく見るリーチンやシャオジャン、シンジーレイも作品に華を添えてる。シャオジャン終盤まで全然出てこないけどね!剣だけチラ見せしてずっと名前しか出てこないからね!でも満を持して出てきたらやっぱり安定にかっこいいね!知ってた!ツンデレなのも大変良いと思います!

まだまだ面白くなる予感しかしないので、続編いつまでも待ってます!
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