いろいろとすごかった！衝撃的でした。天使から死の宣告を受けた人間が謎の怪物にリンチされ、焼き殺される…というショックな始まり方に目が離せなくなり、そのまま最後まで一気に観ました。
リンチのシーンは血がドバドバ、描写がなかなか残酷でグロいんですが、この謎の怪物というのがゴリラみたいなビジュアルだからか（笑）恐怖はそれほど感じずに済みました。
それよりむしろ人間たちの方が怖かった。集団心理の恐ろしさというものをこれでもか、と見せつけられた気がします。裁きを受けるのは罪人であるからだという理由をつけて世間を納得させようとする宗教団体と、それをまんまと信じてしまう人びと。矢じりという狂った集団にいたっては罪人だの、罪人の家族だの、神の裁きの邪魔をしただの、理由をつけては何の罪もない人に容赦なく暴力をふるう。怪物よりこっちの方がよっぽど胸糞悪かった。
とにかくストーリーがものすごいスピードで進むのと、まさかこんな展開になるなんて…という驚きの連続で最後まであっという間でした。さあ、これから！というところで終わっているので、この後どう着地させるのか、シーズン2に期待したいです。
