優秀な刑事だがとある事件がきっかけで左遷され、小さな村の新しい駐在として妻子とともに越してきた阿川大悟。彼のもとに届いた怪しげな村の噂は、どうやら前任の駐在が失踪したことに深く関わっているようで───
原作既読。
たいへん怖いこの作品が実写化すると知ったときは震えたな〜〜〜。
決して安っぽくなく、緊張感があって、ながら見はしていられなかった。
閉鎖的な村で恐ろしい風習を守り続ける一族と、彼らを野蛮だと陰で謗るくせに会うとヘコヘコする村人たち。全部ゾワゾワ〜ッとする。こんな村に来たら終わりだね、ほんとに。
正義感で突っ走っているというよりも、自分の中の狂気に従順。かなり攻撃的な反面、大好きな妻にはべったり甘える大悟に、どこか危なっかしい雰囲気の柳楽優弥はナイスキャスティング。お顔はきれいだけど表情が怖いんだよね。
夫からも村人からも巨乳を揶揄される妻役に吉岡里帆、、、、？と疑問だったのだけど、大悟に対してツンツンする有希のあの感じはかなりハマっていて良い。
スッキリしないラストになっていると聞いてはいたが、これは予想以上に思わずムカッとするほど物足りない終わり方。シーズン２ありきなのだろうけど、それにしてもなあ。
