Miri

ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル シーズン2のMiriのレビュー・感想・評価

4.5
S2はシチリア島が舞台。前作同様、またまた富裕層を皮肉るブラックさは健在でとてもおもしろかった。
キャメロン&ダフネ、イーサン&ハーパーのカップルとしての関係性の違い(夫婦間のセックスやそれぞれの夫婦としての関係)や地元のHookerであるルチアとミアが全キャラクターに絡んでくるところで今回のテーマはセックスのように思える。
S1から唯一連続して登場するのがタニア。本当にジェニファー・クーリッジが独特に演じていて大好きだわ。もちろん富裕層だから描かれ方としてはムカつく部分はあるのだが(グレッグと噛み合ってない感じとかポーシャをぞんざいに扱うところとか)でもなんだかんだ憎めない。後半とかポーシャのこと見てないようでしっかり見ていて、的確なアドバイスなんかしちゃって。S3とかひょっこり出てこないかな。
ジェニファー・クーリッジのエミー賞とゴールデングローブ賞の受賞スピーチが面白すぎるからぜひ見てほしい。
バート、ドミニク、アルビーのディ・グラッソ家の男3世代のそれぞれの女性との関わり方は見ていて面白かった。映画『Barbie』同様、『Godfather』が男性の理想を描いているというレファレンスで出てくるのはとても興味深かった。
ルチアとミアはほぼ全キャラクターと絡んでいて、全部をかき乱す。ミアは特にお金に執着はしてないようだったが、歌手になりたいということで、ホテル支配人のヴァレンティーナうまく取り入ってバーのピアニストの座をゲット。まあヴァレンティーナも欲しい物がゲットできてよかったのでは。
S3も制作されるようで、これはまた楽しみ!
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