ゲーム・オブ・スローンズから200年前を舞台に、ドラゴンを操るターガリエン家の物語が描かれる。
一家だけを舞台にこじんまりとした内容で面白くなるのか不安でしたが、なんの心配もいりませんでした。
新しい顔ぶれに慣れるのは時間が掛かるかもしれませんが間違いなく面白くなっていきます。
凝縮された家族間のドロドロな争い、その亀裂が深まるごとに物語も大きく動いていく。
1シーズンでここまでの完成度にさせるのはさすがです。
個人的に5話目から心を掴まれた。
ここからネタバレと間違っているかもしれない考察です。
ゲームオブスローンズのネタバレを含むので観ていない方は読まないでください
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波乱のキッカケを作ったヴィセーリスの最後の言葉、エイゴンについてですが、
まず4話目でヴィセーリスがレイニラに氷と炎の歌について教えるセリフがあります。
「その短剣はエイゴン征服王のものだった。その前はエイナーのもの。それ以前はもはや分からない。エイゴンが死ぬ前火術師が彼の歌をこれに隠した。"我が血筋から約束された王子が来たる 彼こそが氷と炎の歌" 」
そして8話目にヴィセーリスが死に際にアリセントに言った最期の言葉。
「エイゴン…彼の夢…歌だよ。氷と炎の…真実だ。北で見たのは約束された王子。王子…王土を一つにして冷たい闇に立ち向かう」
彼の息子も過去の征服王もエイゴンの名ですが、未来で国をまとめホワイトウォーカーと戦ったジョン・スノウの本当の名もエイゴン・ターガリエン。
ヴィセーリスは死に際もケシの汁をガンガン飲まされていた訳で未来を予見してもおかしくない。
彼はきっとジョンスノウのビジョンを見たんだな。
それにしても原因不明であそこまで身体がボロボロになるのは不自然だし、ヴィセーリスは絶対誰かに毒を少しずつ盛られていたと思う。
その辺りも明らかになると期待しつつ次シーズンを楽しみに待ってます。