完走。
リーマンショックにサブプライムローン問題、リビア内戦やPIIGS経済不安などまだ記憶に新しい現実の出来事が盛り込まれ、なかなか面白かった。
最強の武器は銃でも戦車でも無く金融。ほんの一握りの権力者が世界を支配し、繁栄の代償を払うのは常に弱い人々。
イタリア、イギリス、フランス合作で国際色豊かなキャストも魅力。
デレクことパトリック・デンプシーが冷酷で傲慢なCEOを好演!
主人公との愛憎関係も良い。
マッツの兄ラース・ミケルセンも不気味な存在感。
株式トレードとか何も解らなくても楽しめたけど露骨な性愛描写は蛇足だし、ソフィア可哀想…。