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孤独のグルメ Season10のkuraのレビュー・感想・評価

孤独のグルメ Season10(2022年製作のドラマ)
3.8
ゴロー♪ゴロー♪ゴロー♪
い・の・が・し・ら フゥ〜

輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重豊)が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。

シーズン全て観ていますが、キリの良いシーズン10ということで初めてレビューします。
今シーズンも特にハズレ回もなくあっという間でした。(真矢みきさんの回が個人的ベスト)

松重さんご本人もおっしゃっていますが
「一番最初にドラマの企画をいただいた時に『誰が見るの?』と思った(笑)。ただおっさんが淡々と飯食ってるだけで、その後にモノローグを入れているだけ。出来上がったものをテレビの前の方がどう楽しむのか、正直わからなかった。」

その通り初見はなんだこれと思っていましたが、何故だか見続けてしまう中毒性。
これを成立させたテレ東と松重さんの凄さを感じます。
マンネリ化することなくシーズンを重ねる毎に更に面白さと安定感が増しているのには脱帽。
『ふらっとQUSUMI』(本編後のおまけ)も好き。

他のお客さんのメニューを参考にするとか、食べたいものをじっくり考えるなど、食を"味わう“大切さや面白さを改めて感じさせてもらえます。
プライベートは少食という松重さんの胃袋に負担が掛からない程度にこれからも続いて欲しいですね。

ごちそうさまでした。

"何もかも旨い、繋がっている。小鉢も味噌汁もメインと一丸になっての全員野球だ“


【登場した店舗と料理】

第一話「よしの食堂」神奈川県相模原市橋本
・牛肉のスタミナ炒め、ネギ玉、煮カツ

第二話「インドネシアレストラン CABE (チャベ) 目黒店 」東京都港区白金台
・インドネシア紅茶
・ナシゴレン&ソトババット(牛もつ煮スープ)
・ルンダン(牛肉のスパイス煮)
・ミーアヤム(チキンとマッシュルームの麺)

第三話「キッチンカフェ ばる」神奈川県横浜市桜木町
・まぐろのユッケどんぶり&真鯛のソテー(オーロラソース)
・いくらとしらすのどんぶり(ミニ)&メンチかつ

第四話「ビストロ KUROKAWA」東京都練馬区大泉学園、埼玉県新座市
・サザエとキノコのプロヴァンス風
・牛タンシチューのオムライス
・デザート盛り合わせ&コーヒー

第五話「いづみ亭」千葉県柏市鷲野谷
・ネギレバ炒定食&鶏皮餃子
・青ネギラーメン

第六話「大安食堂」岐阜県下呂市
・とんちゃん&けいちゃん定食(ご飯、味噌汁、冷奴、たくあん)+生卵
・マトン(そばトッピング)+キムチ

第七話「山横沢」東京都渋谷区笹塚
・自家製スーチカ
・ふうちゃんぷる
・とまとカレーつけそば+追加ソーキ

第八話「居酒屋 舞子」富山県富山市柳町
・バイ貝の煮付け
・刺身(ふくらぎ、鯛の昆布締め)
・おでん(大根、すすたけ、里芋)、かに面、ごはん
・とろろがのった海鮮丼(ハーフサイズ)

第九話「世味」東京都荒川区日暮里
・トウモロコシ茶(ヒゲ茶)
・お通し(カクテキ、玉ねぎ、たくあん)
・酢豚(小のS)
・チャムチャ麺(チャンポン、ジャジャン麺)

第十話「粥菜坊」神奈川県川崎市川原区
・豚肉腸粉
・本気の雲呑麺
・朝鮮人参粥、牡蠣の中華お好み焼き

第十一話「レストラン バイキング」千葉県旭市
・きのこのポタージュ
・塩わさびロース肉(厚切り)野菜添 ライスセット

第十二話「ラ・タベルナ」東京都千代田区六番町
・コンソメスープ&ミニサラダ
・ミートローフ(ハーフ)バターライス&スパゲッティー添え
・スパゲッティー ミスキアーレ(ハーフ)
・クレームブリュレ
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