アレックス（マーガレットクアリー）は元彼ショーンとの間にマディという2歳の娘がいるシングルマザー。ショーンからのDVにより家を飛び出すが、何もスキルがなく、メイドの仕事を始める…。
はじめ、なんとなくタイトルがしっくりこなくて敬遠していたのですが、あるネット記事で原作が紹介されていたため、気になって観ることに。
何度もどん底のような状況に陥るアレックスですが、それでも今までのチャレンジで築いた人間関係や、書くことに救われ、なんとか気力を振り絞り、なんとかして次のステップに進もうとする、そのバイタリティが印象的でした。
きっと娘マディを守るためという母としてのパワーが大きかったんだろうな。
元彼ショーン、父親ハンクは、結局いざという時に邪魔をしてきたり、クズな側面が顔を出して、本当にイライラさせられます。
物理的にも精神的にも暴力はダメだ、ということを改めて思い知らされます。
そして、経済的に自立できることがいかに重要かということも。
母親のポーラ（アンディマクダウェル）は、画家だが、妄想癖があって付き合う男性はギャンブル癖があるなどダメ男。
アレックスは母にも振り回され…。
書くことで正直になれて、自分の気持ちを知ることができたアレックス。
それを才能というのでしょうが、自分には何があるのだろう、と改めて考えさせられました。
大学に行った後、どんな生活をしたのかな。
マーガレットクアリーは、アンディマクダウェルの次女なんですね！
なんとなく雰囲気似てます。
マイニューヨークダイアリーは観ててモヤモヤしましたが、本作は脚本がよかったこともあり、自分の中では佳作でした。
