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ナビレラ -それでも蝶は舞う-のShokoのレビュー・感想・評価

3.5
映画じゃないけど。
ナビレラ-それでも蝶は舞う- 観ました。
ドラマです。
韓ドラにはあんまり手を出したくない(時間が長いから)と思って日々暮らしてたんだけど、私のラブリーな弟におすすめされてそんじゃあまあ観てみるか…と思って観た。
ネトフリにあるやつ。

『郵便配達員として家族のために懸命に働いてきたドクチュル。定年を迎えかつての同僚は新しい職を見つけるも自分はやることを見つけられず、年齢を重ねるにつれ周囲の訃報に触れる機会も増え、ドクチュルも自分の残りの人生を考えるようになっていた。ある日、ドクチュルはバレエスタジオの前を通りかかり、一人のバレエダンサーの青年が踊る姿に心が奪われる。その青年こそ後にドクチョルのバレエの師匠となる23歳の青年チェロクだった。ドクチュルは子どもの頃にバレエダンサーに憧れていたが、バレエをやらせてもらえる環境にはなく夢を見る事さえも諦めていた人生だったが、70歳を迎え、かつて諦めた夢に挑戦しようとチェロクが踊っていたバレエスタジオにやってくる。プロを目指すチェロクや講師のスンジュからは最初は相手にされないが、その情熱に打たれたスンジュはチェロクにドクチュルのバレエの指導者になるよう提案する』っていう話です。
おじいさんがいきなりバレエを始める話なんだなって観てて、1話観終えた時点でまあまあなんやかんやでおじいさんが多少踊れる程度で白鳥の湖にちょい役でも出てチェロクがメイン張るぐらいスランプから脱却してハッピー…みたいな感じだろうと思ったけど……ネタバレは後半に。
これは1話1時間ちょいの12話だからそこまでメチャ長でもないんだけどとにかく話の進め方が丁寧。
全然2時間の映画にまとまるな〜って感じだったけど、きっとそういうところが人気なんだろうな。
私みたいに80分の映画でも1.5倍速で観るような人間は地獄に落ちた方がいい……
とはいえこれは結構韓ドラ初心者の私にも優しい、あれこれ次から次へと問題も起きないし嫌な奴も少ないし観やすいドラマでした。
なんとなく全話じわっと泣けそうな感じはある。
最終話のおじいさんとチェロクが空港で別れるとこはちょっと涙しみでた。全体的に優しい世界だった。
あとチェロク役の子かわいかった。






・ねたばれ









結構早めの段階からおじいさんがアルツハイマーってのは匂わされてたけどどんどん症状が進んでいって奥さんのことわからなくなるところとかウワーすぎたんだけど、なんかそこがしんどかったしバレエの話というよりかはアルツハイマーのおじいさんとその周りの優しい人たちっていうのが主軸だったんかな。バレエは要素でしかない感じだった。
ほんと、いい話でしたよ。しんどいんだけどこういうじくじく切ない感じ嫌いじゃない。恋愛ものとかよりは全然好き。
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