このレビューはネタバレを含みます
マガジン連載の久米田作品
かってに改蔵でもこの人のギャグ感が最初面白かったけど
終盤、特に改蔵ではない方の男子キャラの狂い具合が病的になって
少し恐怖を感じる印象だったが
絶望先生も序盤その恐怖をはらみつつ
なんだかんだ落ち着いて連載してたなあという印象
今思えば当時有名だったサンデー編集部といろいろあったのかも…?
で連載当時
追ってるわけでなくたまに読んでたけど
この人の時事ネタとか社会風刺が
本当に多彩で、めちゃくちゃいろんなことをみながら得た発想を詰め込んでるんだろうなあと
内容は突飛な風に書いてるのにかなり理知的に感じながら読んでいた
もちろん学びになるとかではないんだけど
何か新しい着想が得られそうでもある
改めていま観ながら
なんとなくだけどこのふざけてるのにきっちり時事ネタなど入れてくるあたり
ちょっと銀魂に似てるところもあるなと
しかしまあ
いま並行して観てる神谷浩史主演の教師ものでも思ってるけど
他の要素で十分面白くできるのに
どうしても女子キャラに好意抱かせる過程が盛り込まれハーレムものっぽくなる部分があるのも
当時の風潮として逃れられないところなのかなあと
っていうか今もあるのかもだけど
さすがに中高生だった当時ほどセンサーに引っかからないだけかな