前後編に分かれた編集版をやっていたので観てみました。
コンパクトにまとまっていてあらすじを知ることができたのでちょうど良かったです。
本来の話数だと間延びしていたかもしれない。
ローニャ役の声優さんの演技が良かった。
ビルクを痛めつけられた怒りの描写が特に。
ローニャの気持ちにスッと入り込めた。
いつの時代も若者が世界を塗り替えていく。
くだらない意地を張るのはどこの国も一緒か。
平和に暮らすというビジョンがあるなら、仲違いを捨て、手を取り合うのがあるべき世界だと思う。
個人のエゴを捨て去れば、世の中は少しずつ良くなるはずなんだ。
ダイジェスト版だったからかもしれないが、このストーリーの軸に鳥女は必要なのだろうか?
鳥女の役回りだけはよくわからなかった。
児童文学とのことですが、大人が楽しめる作品。
ゲド戦記が酷評のため、宮崎五朗監督の作品は観るのを躊躇わせましたが、十分及第点の良質アニメでした。