"What Color?"
お前は何色だ!?
シビュラシステムが基盤となった社会で認識されない人間が現れ、同時に潜在犯の色相がクリアになっていく現象が発現する…
引き続き近未来SFの世界にどっぷり浸からせてもらえる最高のシリーズ、その2期です!
霜月監視官の事をどうしても好きになれず終わってしまう。。
というか受け入れられない!
桜霜学園での生活と事件のせいで、あんな性格になってしまったのかしら。余計な一言と傲慢な態度が自らの首を絞めていく。
"この世界をクリアにしたい"
1期のボス槙島の存在感とカリスマ性が圧倒していて、鹿矛囲のパンチが弱い気がする。
ある目的を成し遂げるために着々と準備を進めていく様とシビュラに認識されない<透明人間>という不気味さはとても良かった!(あんなに爽やかなのに、それがまた狂気!)
ただそれはキャラクターの話であって、今作のテーマが前回より劣るかといわれるとそうでもない!
命の重さ。
社会から切り離されてしまった人々の思いは?
人間と社会を哲学し、観る人に倫理観を問うめちゃくちゃ深いアニメ。
"法が人を守るんじゃない、人が法を守る"
全能のパラドクス然り、完璧ではない人間が創り出したシステムに完璧さが備わることはない。
常守朱の成長とシビュラとの秘匿な関係性がこのシリーズでは欠かせないものとなっていますね。
色相が濁り難い彼女だからこそ成立する。
相変わらず曲のセンスが良いこと!👍