魔法文明の世界で、超人的な肉体と身体能力をもつものの生まれつき全く魔法が使えないマッシュ・バーンデッドは迫害を恐れ、名門魔法学校イーストン校の優秀生徒「神覚者」になり、魔法界の中枢を目指すことになる、という魔法の世界の学園コメディ。
おバカさで肩の力を抜いて観られ、とりあえず第1期12話までほぼ一気に完走できた作品。
ハリーポッターの世界の『モブサイコ』といった感じの作品だろうか。
モブサイコでも超能力者の主人公の茂夫は迫害されたように、魔法がすべての世界では、魔法が使えないものは迫害されるものの、その逆境を身体能力だけで押し切るのは痛快。
魔法学校に入ったのも最初は脅迫によるものだが、「神覚者」となって魔法会の中枢に食い込み、魔法の使えないものへの不合理を解消することを目指すようになっていくが、この辺も迫害を受ける超能力者の葛藤が描かれているモブサイコに似ている。
また、鬼滅の刃同様に登場人物の過去語りが多用されており、毎回味方もしくは敵の人物が掘り下げられていく構成で、トレンドにのっかっている感がある。
