エピソード26
第1245話 ちっちゃくても出木杉/第1246話 たとえ胃の中、水の中
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あらすじ
「ちっちゃくても出木杉」
商店街にあるカプセルトイの販売(はんばい)機でミニチュアのシークレット商品を出したのび太は大よろこび! ところが、それを見たスネ夫は、動かないとケチをつけ、自分が持っているミニチュアは全部本物みたいに動くとじまんを始める。
くやしがるのび太から話を聞いたドラえもんは、『まるごとコピーカム』というビデオカメラのようなものを取り出す。ためしにママが使っているそうじ機の動画を撮(と)るドラえもん。すると、ミニチュアのそうじ機が出てきたからビックリ!
ドラえもんによると、このカメラで動画を撮ると、かんたんに手のひらサイズのミニチュアができるのだという。しかも、小さくても本物と同じ性能(せいのう)を持っているという。さっそく、家の中にある洗たく機やせん風機、電子レンジなどの家電のミニチュアを作ったのび太は、まるごとコピーカムを手に外へ。
工事現場(げんば)にあるショベルカーなどのミニチュアを作ると、スネ夫に見せびらかしに行くのび太。くやしがるスネ夫を見て満足した後、家に帰ったのび太は、ママから夏休みの宿題をやるように言われ、あることを思いつく…!?
「たとえ胃の中、水の中」
しずかがこまりはてた顔で相談にやって来る。なんと、おやつのピーナッツとまちがえて、ママの大切な宝石(ほうせき)を飲みこんでしまったというのだ! しかもかなり高級な宝石なのだという。
しずかの話を聞いたドラえもんは、『瞬間移動潜水艦(しゅんかんいどうせんすいかん)』を取り出す。『スモールライト』で体を小さくしたドラえもんとのび太がこの潜水艦にのりこみ、しずかの口から胃(い)の中に入って、宝石を取ってくればよいと考えたのだ。
二人を口に入れるの?とはずかしがるしずかだったが、ほかに方法がないと言われ、しかたなく小さくなったのび太たちを潜水艦ごと口に入れ、ジュースで飲みこむ。
あっという間にしずかの胃の中に到着(とうちゃく)するのび太たち。ジュースの中へともぐっていくが、たくさんのピーナツがゴロゴロしており、なかなかうまく進んでいくことができない。ようやく見つけた宝石にもうまく近づけないため、しずかに動いてもらおうと考える。
ところが、しずかがちょうど寝(ね)転がったところで、部屋にママが入ってきて…!?
ドラえもんのび太の地球交響楽