『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの外伝アニメ作品。DVD購入済み✔︎
シリーズ続編のSEED DESTINYで起きたユニウスセブン落下テロ事件の裏側を描く。
世界が混迷を極める一方、宇宙の探査を行う機関D.S.S.Dは惑星間探査用MSスターゲイザーを打ち上げており、、、
本編と比較しても残酷描写が多く大人向けな雰囲気で、シリーズ特有であるコーディネーター/ナチュラル間の人種争いの描写も色濃い。「良いコーディネーターは死んだコーディネーターだけ」という台詞が印象的。
主人公の１人スウェンは、本編でも登場した強化人間から構成される地球連合軍部隊『ファントムペイン』に属する。
この部隊の構成員は経歴を抹消された孤児がほとんどであり謎も多いが、今作ではスウェンが戦士として叩き上げられるまでの過程や洗脳教育、厳しい訓練シーンまで描かれていて興味深い。SEEDのオルガ、クロト、シャニやDESTINYのスティング、アウル、ステラもこんな人生を辿っていたのだろうか、、、？
そんな彼らが駆るMSはGATシリーズの改修機。ストライクノワールも、ブルデュエルも、ヴェルデバスターも色味が渋くて格好良い〜！欲を言えば活躍する姿をもっと観たいくらい◎
絶望と希望が入り混じるラストシーン、旋律の綺麗な主題歌の『STAR GAZER〜星の扉』もすごく好き。戦いの舞台だけじゃない宇宙空間が美しく感じる。
