機動戦士Vガンダムの20の情報・感想・評価

エピソード20
決戦前夜
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PANDADA

PANDADA

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「ガンダムじゃない!!ヴィクトリー・タイプだ!その名前は言うな!」(クロノクル・アシャー) ついにリガ・ミリティアによるカイラスギリー艦隊への攻撃が始まります。 数の上で圧倒的に不利なリガ・ミリティアが見事な作戦を組み立てます。 周波数を調整したマイクロ波で腹痛と頭痛を起こさせてる間に一方的に攻撃を開始。 ついでに戦艦ガウンランドを無人にしてリモートコントロールで突入させる。 良い作戦ですよね。 前回からの伏線が生きてきて、死に急いで見えるような戦い方をするジュンコ、それを心配して彼女のフォローに回るオリファー、それに対して嫉妬するマーベット、さらにそのことを一丁前に心配するウッソ。 まあ、なんか色々あったんでしょうね。 オリファーがシュラク隊を連れてくることが決まった時からマーベットは不機嫌ですから、きっとその前から3人には何かあったんでしょう。 戦況はかなりリガ・ミリティアが優勢に運びます。シュラク隊も活躍。が、ウッソは相変わらずですね。地球での戦いっぷりが嘘のようにいまいち。 オリファー達のこととシャクティ達のことが気になってるのかな。かなり集中力に欠けてます。ある意味、13歳の少年らしい感じ。 何度かシュラク隊に助けられます。 初登場からここまでの話で、シュラク隊で一番見事に敵機を撃墜しているのは、実はペギーですね。ジュンコよりも全然魅せ場が多いです。今回もペギーがウッソを上手に援護しています。 ガウンランドを完全にリモートコントロールするオーティス達はさすが。このご老体達もリガ・ミリティアにとってはやはり替えの効かない貴重な戦力なんですね。 そして、上にあげたクロノクルの一言は、体制に抵抗するものの象徴としての「ガンダム」は、時局で優勢な側にとっては非常に忌々しいことなんだと言うことがひと言で痛いほどわかる名台詞。 こう言うセリフ回しは本当にお見事。 シャクティがNTとしての力を見せ始めるのも本話が最初かな。 ジュンコの言っていた「宇宙では感覚をシャープにするんだ」を自然に実行してますよね。 リガ・ミリティア優勢で進む戦局。 決着は次回です。